プロレス情報局-JJsNow

定年後は山奥の平屋でひっそりと暮らしたい

内藤哲也の退団によるプロレス業界の衝撃

ガッカリする観客


皆さんいかがお過ごしですか。

こんにちは、JJです。

2025年4月16日(水)、新日本プロレスだけでなくプロレス業界に衝撃が走りました。

以下、2選手が新日本プロレスを退団するとのこと。

内藤哲也

 

・BUSHI

 

ということで、今回は新日本プロレスを退団してしまう「内藤哲也選手」について紹介をしていきたいと思います。

 

「BUSHI選手」は別途公開予定です。

 

内藤哲也とは

皆さんご存知。内藤哲也選手。

キャッチフレーズは「制御不能なカリスマ」です。

新日本プロレスに所属する選手の中でも代表的な選手ですよね。

その人気は絶大で新日本プロレスの主役と言っても過言ではない選手。

そんな内藤選手を少し深掘りしていきましょう。

出身地

内藤選手の出身地は東京都足立区です。

生年月日

内藤選手の生年月日は1982年6月22日です。

2025年4月18日現在で、42歳です。

身長体重

新日本プロレスの選手プロフィールからの転記になりますが

・身長:180cm

・体重:102kg

階級はヘビー級ですね。

所属ユニット

新日本プロレス所属現在(2025年4月18日時点)になりますが

「LOS INGOBERNABLES de JAPON(ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン)」というユニットに所属しています。

このユニット、新日本プロレスだけではなく世界でも人気があるんです。

私が実際に新日本プロレスの大会を観戦する際、必ずと言っていい程、外国人の方々を会場で見かけます。なんとその外国人のファン、ロスインゴのTシャツを着ている。

それだけでなく、日常生活においてもTシャツを着ている方々に遭遇する。

 

街中でです。

 

それだけ、このユニットは人気があってファンの方々から支持されている。

内藤選手は、そんな人気ユニットのリーダーなんです。

特徴

ファイトスタイル

ゆらりゆらりと自分のペースを崩さず

かと思いきや

スイッチが入ると途端に技をたたみかける。

自分に有利な試合を展開し

突飛な技、多彩な技だけでなく、クラシカルな技も使用できる。

相手のスタイルに合わせて、いかようにでも展開できる。

どんなに追い込まれていても、一発で形勢逆転できる技をいくつも持ち合わせる。

 

とても引き出しの多い選手であると思います。

発言

内藤選手の発言は常に注目を呼びます。

その場を盛り上げる発言や、皮肉めいた発言。

 

時には所属選手に。

時には他団体の選手に。

時には新日本プロレスのオーナーに。

 

方々に発言を繰り返す。

しかしながら肝心なところは、すぐに言わない。

そこはじらすんです。

「トランキーロ、あっせんなよ」と。

新日本プロレス入団の経緯

高校卒業後、アニマル浜口ジムに入門。

そこで新日本プロレスのテストを受けるための基礎をしっかりと構築します。

 

しかし、右ひざ前十字靱帯を断裂してしまい、最初の入門テストに参加できず。

2回目の入門テストは、靱帯断裂のリハビリで不参加。

3回目の入門テストは、ベンチプレス中に肩を負傷してしまい不参加。

 

2005年11月3日、後楽園ホールで行われた新日本プロレスの入門テストに合格し、入門しました。

新日本プロレスでのデビュー戦

2006年5月27日の草加市スポーツ健康都市記念体育館において、宇和野貴史戦でデビューしました。

トップレスラーになるまで

新日本プロレスに入団後、憧れていた武藤敬司選手にあやかり内藤選手は「ジーニアス」と呼ばれるようになります。

この期待感。

将来のエース候補間違いなし。

 

ヤングライオンを卒業し、高橋裕二郎選手と「NO LIMIT」を結成します。

このタッグが強かった。

連携がとても良かった。

 

あれよあれよと、2008年にIWGPジュニアタッグのベルトを戴冠してしまいます。

※ちなみに現王者はロビー・イーグルス選手、藤田晃生選手組です。

 

王者としての期間は短く、2009年に海外遠征へと旅立ちます。

しかも「NO LIMIT」2人で。

 

2010年のイッテンヨンで凱旋試合。

いきなりのIWGPタッグ戦

ここで勝利し、IWGPタッグの王者となります。

 

しかし2011年に「NO LIMIT」が解散してしまうんです。

タッグ解散後はシングル戦線に入りますが、思うようにいかず。。。

 

2012年に大怪我を負ってしまいます。

 

2012年のG1リーグ戦でジャーマンスープレックスを受けた内藤選手。

その運動神経の良さから、技を受けた際に「クルっと」1回転しリングに着地します。

※バク宙のような要領です。

 

しかし、着地の際に右膝を負傷してしまいます。

 

「右膝前十字靱帯断裂」

 

リハビリは長期間におよびました。

 

当時の「ワールドプロレスリング」の映像では

手術後のリハビリの様子が出ていました。

全く歩けない状況で、本当に復帰できるのか?と懐疑的になったのを覚えています。

 

復帰までに約1年を要しました。

2013年のG1の夏前に見事復帰を果たします。

 

復帰戦は元「NO LIMIT」のタッグパートナー高橋選手でした。

スターダストプレスで見事勝利。

感動しました。

 

その夏のG1(2013年)で初優勝。

このままIWGPヘビー級王者か?と思われましたがイッテンヨンでは惜しくも敗れてしまいます。

 

2014年は悲惨でした。

2月の大阪大会、入場時に観客から大ブーイングが起きます。

ビーフェイスなのに。。。

 

翌年の2015年も同様でした。

2月の大阪大会では、2014年を上回るブーイングを受けます。

半ば呆れたかのような笑顔を見せる内藤選手。

少しヒールぽかったのを覚えています。

 

この年のNJCが終わった後、「耳たぶ」が痛いと言って

次期シリーズを欠場します。

 

実はメキシコのCMLLに遠征してたんです。

そこで、「LOS INGOBERNABLES(ロス・インゴブレナブレス)」に加入するんです。

 

日本に戻り、「LOS INGOBERNABLES de JAPON(ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン)」を結成します。

 

2015年のG1は予選敗退してしまいますが、新たな内藤選手のファイトスタイルは注目の的でした。

ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポンとして制御不能なカリスマとなった内藤選手。

 

今までの内藤選手と明らかに異なる立ち振る舞い。

 

ゆっくりゆっくり

 

入場してくるその姿にイライラを隠せない対戦相手と観客

今度は自分の方から観客を煽り、ブーイングを浴びます。

 

まさにやりたい放題。

制御不能

 

次第に観客もその不思議な魅力にひかれていきます。

大阪大会でのブーイングは声援に変わり、気が付けば内藤選手の入場時は「内藤、内藤」と大合唱が聞こえます。

 

メインの試合後のマイクも「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」という内藤選手の掛け声に合わせて会場が大合唱

 

あれ、気持ちいですよねー。

 

2016年、NJCで初優勝。

4月10日、優勝者の権利として両国でオカダ・カズチカ選手を相手にIWGPヘビー級王座を賭けた試合を行います。

SANADA選手のアシストもあり見事勝利します。

IWGP世界ヘビー級のベルトを初戴冠。

 

しかし勝利後

あんなに求めていたIWGP世界ヘビー級のベルトを腰に巻くどころか

宙に「放り投げます」

 

ここから内藤選手の活躍が破竹の勢いで始まります。

 

新たなパレハを増やし、憧れていた棚橋選手を越え、

名実ともに新日本プロレスだけではなくプロレス界のトップレスラーの仲間入りを果たします。

必殺技

必殺技は「デスティーノ」

デスティーノはスペイン語なんです。

日本語に訳すと「運命」

どんな体勢からでも繰り出すことができるデスティーノは、まさに試合を決する必殺技。

デスティーノで勝つことは「運命」であると。

そういう意味で命名したのかもしれませんね。

 

この「デスティーノ」に多くのトップレスラーが敗退していきました。

初めてこの技を見たときは、衝撃でした。

個人的に印象に残った出来事

個人的に印象に残った出来事といえば、内藤選手が「LOS INGOBERNABLES(ロス・インゴブレナブレス)」に加入したときです。

急に「耳たぶが痛い」という理由で次期シリーズを欠場すると発言した内藤選手。

気が付けばその姿はメキシコのCMLLのリング上でした。

そのリング上で衝撃の合体をします。

合体先こそが「LOS INGOBERNABLES(ロス・インゴブレナブレス)」なんです。

 

CMLLで「LOS INGOBERNABLES(ロス・インゴブレナブレス)」に加入。

リーダーは「ルーシュ選手」

 

このルーシュ選手、内藤選手が前十字靱帯断裂の大怪我を負ってしまった際の対戦相手なんです。

 

えっ、ルーシュ??

ルーシュって、あのルーシュ?

内藤が靱帯やっちゃった相手の?

 

えー。

その相手のユニットに加入すんのかよー。

 

この出来事こそ、個人的に印象に残った出来事です。

映像で見たときは少し残念でしたね。

あくまで個人的に。

今後について

ここからは完全に個人的な考察になりますのであしからず。

内藤選手の今後は「フリーで各団体にスポット参戦」であると考えます。

近年ではプロレスリングNOAHのリングにもあがっていました。

 

もしかしたら、国内だけでなく海外のリングにあがることも考えられます。

その時に「LOS INGOBERNABLES de JAPON(ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン)」は内藤選手の口から聞けるのか。

 

今後もスポット的に新日本プロレスのリングにあがるのか。

 

棚橋選手の引退ロードに内藤選手はどう絡んでくるのか。

 

入場時の曲は今後も聞けるのか。

 

内藤選手がいなくなった「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」の新たなリーダーは誰なのか。

 

いろいろと気になることばかりです。

 

でもここは焦らず内藤選手の動向を見守りましょう。

「トランキーロ。あっせんなよ。」

ということで。

感動と興奮:新日本プロレスSAKURA GENESIS 2025試合結果(第6試合〜第8試合)

睨みあうプロレスラー

皆さんいかがお過ごしですか。

こんにちは、JJです。

私事ではありますが今週、お花見をしました。

桜はまだまだ満開でした。

時折、風とともに桜の花びらが宙に舞う景色を眺めながらのお花見でした。

後日から天気が悪くなり、だんだんと散っていく桜。

今では、桜色ではなく緑の色が多くなっていると感じます。

来年もまたきれいな景色を魅せてもらいたいです。

 

さて、今回は「新日本プロレスのSAKURA GENESIS 2025試合結果」についてです。

ということで、今回は以下の大会結果について紹介をしていきたいと思います。

 

団体名:新日本プロレスリング

大会名:SAKURA GENESIS 2025(餓狼伝説 City of the Wolves presents)

開催日:2025年4月5日(土)

開催場所:東京・両国国技館

紹介する試合:第6試合〜第8試合

※第0試合~第2試合に関しては以下のリンクから読んでくださいねー。

 

jjs-now.com

 

 

※第3試合~第5試合に関しては以下のリンクから読んでくださいねー。

 

jjs-now.com

 

それでは今回の目次です。

 

新日本プロレスリングとは

新日本プロレスリングとは、「元気ですかー!!」でおなじみのアントニオ猪木氏が設立されたプロレス団体です。

 

1972年に設立し、3月6日に大田区体育館で旗揚げ戦を開催しました。

 

現存する日本のプロレス団体において最も古い団体です。

 

新日本プロレスリングの詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

公式サイトに移行します。

 

https://www.njpw.co.jp/

 

SAKURA GENESISとは

新日本プロレスリングは年間を通して以下4つのビッグイベントがあります。

  1. 春のNJC(New Japan Cup)
  2. 夏のG1
  3. 秋の両国
  4. 年始のイッテンヨン

上記の「春のNJC(New Japan Cup)」で優勝した選手には、希望するベルトに挑戦できる権利が与えられます。

 

その権利を行使して試合を行う日が「SAKURA GENESIS」なのです。

 

「SAKURA GENESIS 2025」の場合は「春のNJC(New Japan Cup)」の決勝戦で海野選手と戦い、勝利したデビットフィンレー選手がNJCの優勝者となりました。

 

そのため、SAKURA GENESIS 2025では、IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(2025年3月31日現在)に挑戦することとなりました。

 

SAKURA GENESIS 2025の詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

 

公式サイトに移行します。

 

https://www.njpw.co.jp/series/sg2025

 

両国国技館とは

 

両国国技館(正式名称は国技館)は公益財団法人日本相撲協会が管理運営する大相撲の興行のための施設です。JR総武線両国駅西口から徒歩2分で両国国技館に着きます。

 

1985年1月から現在の両国国技館(2代目)となりました。

 

国技館の歴史はまた改めて紹介するとして。。。

 

基本的には大相撲の会場として利用されていますが、今回のようにプロレスの試合等、各種様々なイベント会場として利用されています。

 

両国駅のホームから撮影した両国国技館の写真です。

 

試合結果紹介

 

ではここからは試合結果の紹介をさせて頂きます!!

その前に各試合の遺恨などは以下に記載してますので併せてチェックしてみてください。

 

jjs-now.com

 

 

第6試合

60分1本勝負

IWGPタッグ選手権試合

高橋ヒロム 内藤哲也 VS カラム・ニューマン ジェフ・コブ

勝者:挑戦者組(カラム・ニューマン選手、ジェフ・コブ選手)

決め技:変型のブラディサンデー → 片エビ固め(10分45秒)

第107代、現IWGPタッグ王者の高橋ヒロム選手、内藤哲也選手の初防衛戦です。

挑戦者は、カラム・ニューマン選手、ジェフ・コブ選手。

 

入場は挑戦者組(カラム・ニューマン選手、ジェフ・コブ選手)から。

ニューマン選手が颯爽と入場。

コブ選手は体がデカイ。

デカイが俊敏に動けるのは驚き。

UNITED EMPIREのユニット動画が流れていたが、そこにはまだオスプレイ選手がいた。

この動画もうそろそろ変えてもいいんじゃないか?

 

聞きなれた入場曲とともに王者組の入場。

入場はヒロム選手から。

途中で入場曲が転調し、内藤選手の入場曲に変わる。

変わった途端、会場から「内藤コール」が響く。

赤色のペンライトを振りかざし「内藤、内藤」とコールするファンの方々。

内藤選手の人気は健在で、声援が頭一つ抜けていると感じる。

 

試合開始のゴング。

最初はニューマン選手対ヒロム選手。

【撮影者:JJ】王者組 対 挑戦者組



ここで初めて気が付く。

ニューマン選手がめちゃくちゃ俊敏。

カラム・ニューマン、速えー。

 

お互いにロープワークで相手の様子を伺う。

そのロープがしなる、しなる。

衝突したら大けがしちゃうんじゃないかと思うくらい。

 

ただ、そこはプロレスラー。

当たってもしっかりと受身が取れるから、ケガしにくいんです。

ヒロム選手、頑丈。

 

ここで王者組の連携攻撃によるタッグ戦ならではの見どころ到来。

王者組が仲良く手を繋ぎ繰り出す技「テンデデロ」。

ニューマン選手に炸裂してました。

 

お次はタッチを受けた、コブ選手がリングイン

何か起きそうな怪物感が漂ってくる。そのくらいデカイ。

 

まずはヒロム選手にその場飛びのムーンサルト

 

ヒロム選手が反撃のフライングボディアタック

だがこれを捕獲するコブ選手。

 

やはりそのパワー、規格外。

 

だがこれはタッグ戦、シングルではなく連携技、戦う対手、信頼なども勝敗を分ける一因になる。

 

規格外のパワーを持つコブ選手であっても、ヒロム選手と内藤選手の2人で攻撃することで徐々に挑戦者組を追い込んでいく。

さすが王者組といった試合展開。

 

ここで内藤選手のコリエンド式デスティーノが炸裂。

するかと思いましたが

規格外のパワーを持つコブ選手がこれをこらえて、大技は失敗に終わりました。

 

コリエンド式デスティーノ。

コリエンド」ってスペイン語で「走る」って意味があるんです。

走り込んできた内藤選手を受け止めたんです。

まさに規格外でした。

 

ここから両者組が入り乱れる展開。

 

今度は王者組による連携攻撃によりニューマン選手が集中攻撃を受けます。

ニューマン選手にデスティーノを繰り出す内藤選手。

 

コブ選手を排除するためにヒロム選手のジョンウーが炸裂。

ここからニューマン選手に標準を合わせ一気に攻撃を仕掛ける王者組。

 

内藤選手がデスティーノを仕掛けるが、ニューマン選手がこらえます。

屈強な足腰。

すごいなと思っていたが、すかさずヒロム選手がアシストしてデスティーノ炸裂。

連携がしっかりしていてお互いを補完している良いタッグチームだなと見ていて思いました。

 

ここでコブ選手の反撃。

俊敏、怪力、体力アリ。

挑戦者組は連携技を多用していないものの個々が強靭であるため、強い。

 

コブ選手の復活により、ヒロム選手を徹底的に攻撃。

規格外怪力のパワーボムからの、ツアー・オブ・ジ・アイランドが炸裂する。

これを受けたヒロム選手は完全に排除。

 

内容選手と挑戦者組の構図になるリング上。

こうなってしまうと太刀打ちができない。

 

コブ選手の「ツアー・オブ・ジ・アイランド」からのニューマン選手の「ジャンピングニー」を受けてしまう内藤選手。

極めつけは、ニューマン選手の「変型ブラディサンデー」が炸裂し「片エビ固め」で内藤選手から3カウント。

挑戦者組が勝利を掴みました。

 

新王者の誕生です!!

【撮影者:JJ】新王者誕生



勝ち名乗りを受けた後、UNITED EMPIRE組がリング上に集結。

UNITED EMPIRE組は今大会で新たに2つのタイトルのベルトを保持することになりましたね。

オスプレイ選手が去った後はユニット解散になっちゃうかなと思いましたが、そんな不安はどこ吹く風。

 

新王者組は、タッグチームとしてさらに連携技を多用することで、より一段と強くなる可能性を感じました。

 

さあ、次の挑戦者はどこの団体の誰なのか。

防衛ロードはどこまで続くのか。

今回惜しくも敗れてしまった前王者組の再戦はあるのか。

 

新王者組の躍進が今始まる!!

 

第7試合

60分1本勝負

IWGP GLOBALヘビー級選手権試合

辻陽太 VS ”キング・オブ・ダークネス”EVIL

勝者:辻陽太選手

決め技:ジーンブラスター → 片エビ固め(21分24秒)

 

第4代、現IWGP GLOBALヘビー級王者の辻陽太選手の3度目の防衛戦です。

挑戦者は、”キング・オブ・ダークネス”EVIL選手。

 

入場はEVIL選手から。

ディック東郷を同伴させての入場です。

 

辻選手の入場。

こちらは単身での入場です。

赤のコスチュームが良く似合っている。

 

辻選手が入場して早々、EVIL選手のヒールが炸裂。

試合開始のゴングが鳴る前から攻撃を仕掛けます。

 

辻選手、リング上でやられているが何か違和感。

「顔」を一切見せようとしないんです。

やられても、やられてもその顔が見えない。

絶妙に見えない。

そして全然やり返さない。

 

そこへ、本物の辻陽太選手が登場。

本物は白コスチュームでした。

【撮影者:JJ】本物の辻陽太選手登場



赤コスチュームは双子のお兄ちゃんの方でした。

一瞬、2人が並びましたが全然体の大きさが違いました。

本物はデカイ。

 

お兄ちゃんの方は、ディック東郷選手に連れられて場外へと消えていきました。

戻ってきたのはディック東郷選手だけ。。。

 

無事に試合は開始されるものの、EVIL選手の徹底した足攻めを受ける辻選手。

同伴のディック東郷選手も要所で辻選手の足に強烈なダメージを与える。

これだけでは飽き足らず永田選手の技「ナガタロック」を辻選手の足にくらわす。

しかも永田選手の決めポーズの敬礼付きで。

 

これには自然に観客からブーイングが起こります。

 

辻選手の防戦が続きますが、ここから反撃とばかりにエルボーで攻撃をしますが足に力が入らない。

足攻撃の徹底ぶりはロープワークもままならないくらい辻選手にダメージを与えています。

 

しかしここはプロレスラー。

何度でも何度でも立ち上がって相手に立ち向かっていく。

EVIL選手にエルボーで攻撃を仕掛け、場外に移動。

ここで辻選手が渾身のトペ・スイシーダ

 

すかさずEVIL選手をリング上に戻し、自身も戻ろうとしたその時

ディック東郷が辻選手の足を引っ張るんです。

ヒール炸裂です。

 

だがそんなことでは負けない辻選手。

リング上に戻り反撃開始です。

 

ここからはリング上での攻防。

一瞬のスキを突くのがうまい印象を受けたのはEVIL選手。

相手の技を受けきってそれでも戦い抜く辻選手。

 

バックブリーカーからのフェイスクラッシャーからのカーブ・ストンプ

辻選手の連続技が炸裂。

ここがチャンスと見るや、そのままマーロウクラッシュの体勢に入るが

 

なんとここで再びの「お兄ちゃん登場」

今度は金丸選手と同伴です。

 

一瞬動きが止まる辻選手。

ディック東郷選手に攻撃されてしまいます。しかもその流れでレフェリーに被弾してしまい場外へ。。。

 

つまりリング上は「無法地帯」です。

ヒールユニットの独壇場です。

 

リング上でH.O.T組による無法殺法が行われているその時

「鷹木選手」が登場します。

※ちなみにお兄ちゃんもしっかりと攻撃を受けていました。

 

鷹木選手の介入もあり、辻選手有利な試合展開になるかと思われましたが、そこはヒールユニット。

あの手この手を使って攻撃を仕掛ける。

 

この「あの手この手」の中の「パウダー攻撃」、「ウイスキーミスト攻撃」がEVIL選手に誤爆してしまいます。

顔面パウダーまみれに加えてウイスキーを浴びてしまったEVIL選手。

 

ここぞとばかりに辻選手が、串刺しジャンピングニー、マーロウクラッシュ、ジーンブラスターの3点セットを炸裂させ「片エビ固め」でEVIL選手から3カウント。

辻選手が勝利を掴みました。

【撮影者:JJ】辻選手防衛成功



相手の技を受けて、受けて、全て受けきって。その極限状態から自分の大技を出して勝つ。

という辻選手のファイトスタイル。

 

イイ。

そして滾ってきたときに魅せる「白い歯」。

相手のファイトスタイルにとことんまで付き合うその姿勢。

 

新世代の中での頭一つ抜けているかなと感じた一戦でした。

 

試合後のマイクでは、リング上に復帰したばかりの上村選手を呼び寄せます。

辻選手から次期挑戦者として指名された上村選手。

 

「今の辻と戦いたい。」

というシンプルな返答。

実に分かりやすい返答で、ごちゃごちゃ言うよりシンプルで良いマイクだったと思います。

 

電撃的に「新世代同士のベルトを賭けた戦い」が決定です。

 

新世代同士の戦いが見られます。

シンプルにどちらが勝つのか。

 

次期選手権試合、見逃せません。

 

第8試合

60分1本勝負

IWGP世界ヘビー級選手権試合

後藤洋央紀 VS デビッド・フィンレー

勝者:後藤洋央紀選手

決め技:GTR改 → 片エビ固め(24分21秒)

第12代、現IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀選手の3度目の防衛戦です。

挑戦者は、デビッド・フィンレー選手。

 

入場はフィンレー選手から。

WAR DOGSに所属している選手が入場する際の入場曲がかかりフィンレー選手が外道選手とともに入場する。

フィンレー選手の片手にはNJC優勝者のトロフィーが握られている。

 

後藤選手の入場。

今までの挑戦の歴史が映像として流れる。

9度目にして団体最高峰のベルトを戴冠することになったが、過去8回分の歴史がモノクロで流れる。

 

そして9度目の初戴冠の映像のみがカラー映像として液晶に流れる。

シンプルで分かりやすい演出が逆に良かった。

YOSHI-HASHI選手とともに入場。

 

入場時の声援が一番多かったのは後藤選手だ。

【撮影者:JJ】メインイベント試合開始のゴング



試合開始のゴングが鳴る。

後藤選手に向けられた圧倒的な声援の多さ。

 

グラウンドから始まるわけだが、今日初めてのダーティーブレーク。

さすがヒールレスラー、フィンレー選手。

 

5分経過したとのアナウンスが入る。

あっという間の5分だった。

 

試合展開は、ロープを使用しながらのグラウンドの攻防。

しっとりとしたクラシカルな攻防だった。

 

場外に出たフィンレー選手は、おもむろに机を取り出す。

しかも2つ。

 

どう使うか、そして使うタイミングが重要である。

 

早速、場外の攻防が始まる。

フィンレー選手が後藤選手にパワーボムを仕掛けようとしたその時

 

後藤選手がリバースのフランケンシュタイナーで切り返す。

この技、後藤選手が使用しているのを初めて見たかも。

フランケンで切り返されたフィンレー選手の頭が鉄柱に衝突する。

 

ここで10分が経過する。

 

戦いの場はリング上に移る。

リング上ではエルボー合戦が繰り広げられている。

まだまだ後藤選手の声援の方が圧倒的に多い。

 

このあたりから試合展開が少し変わる。

両選手とも大技を多用するようになる。

大技を使用するが、しっかりとヒールらしさは失わず反則殺法を要所に入れてくる。

 

エプロンサイドでの攻防。

おそらくこの攻防に負けた方がテーブルの餌食になる。

 

後藤選手がピンチになる。

フィンレー選手の怪力でパワーボムの体勢に移行する瞬間

後藤選手の足先がロープにかかる。

 

形勢逆転し後藤選手がフィンレー選手を持ち上げる。

なんとそこから「牛殺し」の要領でそのままテーブルの餌食に。

 

なんとも痛々しい。

 

テーブルの餌食になるフィンレー選手。

技を使用した後の反動で動けなくなる後藤選手。

 

両者ともに場外で動けなくなる。

カウントが始まるものの、カウント15でリングに戻る。

外道さんの応援スタイル(エプロンサイドを叩きまくる)は健在。

 

ここで後藤選手の「変型の牛殺し」が炸裂。

まともに受けたはずなのにすかさずパワーボムを繰り出すフィンレー選手。

 

後藤選手の昇天・改!!

 

ここでカウント2.9!!

 

しかし決まらず。

 

続けてGTR2連発が炸裂!!

最後にGTR改を繰り出し、片エビ固めで3カウント。

 

後藤選手が勝利を掴みました。

【撮影者:JJ】後藤選手の勝利



どちらもパワー技を多用する選手なので、パワー対パワーの応酬。

とても見ごたえがありました。

フィンレー選手、めっちゃ「タフ」で強いという印象を受けました。

 

後藤選手の試合後のマイク、良かったです。

これはおとぎ話ではない。現実だ!!」と。

8回失敗して、9回目で戴冠した後藤選手にだから言えた言葉だと思います。

 

そしてこの場で次期挑戦者を逆指名します。

 

次期挑戦者は海野翔太選手

 

棚橋選手から「つながれた思い」を後藤選手にぶつけてほしい。

ただただ、そう思うだけです。

 

今後もさらに激化するIWGP世界ヘビー級王座戦線。

後藤選手は防衛することができるのか。

海野選手が初戴冠となるのか。

 

次の決戦場所はシカゴ。

 

遠く離れたその地で、団体最高峰のベルトを巻くのはどっちだ!!

 

まとめ

第6試合~第8試合の試合結果を紹介しました。

 

後半の試合になるにしたがって、興奮度が増す試合ばかりでした。

逃げも隠れもしないプロレス。

相手の技を受けて、受けて、受けまくって、それでも相手に立ち向かっていく。

それがプロレス。

 

自然と応援する側にも力が入ります。

 

今の新日本プロレスにできる最高峰の試合ばかりだったと思います。

 

個人的に、後藤選手の防衛は嬉しかった。

苦労して掴んだそのベルト。

ご家族の前で更なる活躍を期待したいです。

 

以上、第6試合〜第8試合の試合結果を紹介させていただきました。

 

それではまた次回、お会いしましょう~。

感動と興奮:新日本プロレスSAKURA GENESIS 2025試合結果(第3試合〜第5試合)

覆面レスラー



皆さんいかがお過ごしですか。

こんにちは、JJです。

新年度が始まりましたね。

この時期は電車がいつもより混雑します。

新学期を迎える学生、晴れて社会人になれた新入社員。

いろいろな人にとってのスタートとなる時期です。

それはプロレスも同じこと。

ビッグマッチを終えて、王者としてその座に君臨し続ける者、次のステージに進む者、様々。

今回は「新日本プロレスのSAKURA GENESIS 2025試合結果」についてです。

ということで、今回は以下の大会結果について紹介をしていきたいと思います。

 

団体名:新日本プロレスリング

大会名:SAKURA GENESIS 2025(餓狼伝説 City of the Wolves presents)

開催日:2025年4月5日(土)

開催場所:東京・両国国技館

紹介する試合:第3試合〜第5試合

※第6試合以降は別途公開

※第0試合~第2試合に関しては以下のリンクから読んでくださいねー。

 

jjs-now.com

 

 

それでは今回の目次です。

 

新日本プロレスリングとは

新日本プロレスリングとは、「元気ですかー!!」でおなじみのアントニオ猪木氏が設立されたプロレス団体です。

 

1972年に設立し、3月6日に大田区体育館で旗揚げ戦を開催しました。

 

現存する日本のプロレス団体において最も古い団体です。

 

新日本プロレスリングの詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

公式サイトに移行します。

 

https://www.njpw.co.jp/

 

SAKURA GENESISとは

新日本プロレスリングは年間を通して以下4つのビッグイベントがあります。

  1. 春のNJC(New Japan Cup)
  2. 夏のG1
  3. 秋の両国
  4. 年始のイッテンヨン

上記の「春のNJC(New Japan Cup)」で優勝した選手には、希望するベルトに挑戦できる権利が与えられます。

 

その権利を行使して試合を行う日が「SAKURA GENESIS」なのです。

 

「SAKURA GENESIS 2025」の場合は「春のNJC(New Japan Cup)」の決勝戦で海野選手と戦い、勝利したデビットフィンレー選手がNJCの優勝者となりました。

 

そのため、SAKURA GENESIS 2025では、IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(2025年3月31日現在)に挑戦することとなりました。

 

SAKURA GENESIS 2025の詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

 

公式サイトに移行します。

 

https://www.njpw.co.jp/series/sg2025

 

両国国技館とは

 

両国国技館(正式名称は国技館)は公益財団法人日本相撲協会が管理運営する大相撲の興行のための施設です。JR総武線両国駅西口から徒歩2分で両国国技館に着きます。

 

1985年1月から現在の両国国技館(2代目)となりました。

 

国技館の歴史はまた改めて紹介するとして。。。

 

基本的には大相撲の会場として利用されていますが、今回のようにプロレスの試合等、各種様々なイベント会場として利用されています。

 

両国駅のホームから撮影した両国国技館の写真です。

 

試合結果紹介

 

ではここからは試合結果の紹介をさせて頂きます!!

その前に各試合の遺恨などは以下に記載してますので併せてチェックしてみてください。

 

jjs-now.com

 

 

第3試合

30分1本勝負

棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ)

棚橋弘至 VS 海野翔太

勝者:海野選手

決め技:Second Chapter → 片エビ固め(12分47秒)

 

入場は棚橋選手から。

通常の選手入退場口ではない箇所から入場。

しかも餓狼伝説の衣装を羽織っての登場でした。

一瞬何が起こっているか分からず、新しい選手?

と思いましたが、普通に棚橋選手でした。

焦った、焦った。

衣装を脱ぎ捨てると、いつもの白を基調としたコスチュームの棚橋選手。

これぞ選手兼社長という仕事っぷりでした。

まさにACE。

 

海野選手は、NJCの入場と変わらずでした。どこか暗い感じ。

通常の選手入退場口からの入場でした。

コスチュームは上記大会以降と同様の「白」でした。

それにしても身体がデカイ。とにかくデカイ。

僧帽筋が異常なくらいデカかったです。

 

海野選手に対するブーイングは一切ありませんでした。

棚橋選手より海野選手への声援が多かったように感じます。

 

試合開始のゴング。

開始直後はグラウンドの攻防。

伝統ある新日本プロレスらしい、しっかりとしたグラウンドの攻防。

うん。いい。

 

棚橋選手に対する徹底的な足攻め。

「結果にこだわる。勝ちにこだわる」と言っていた海野選手の言葉通りの試合展開。

 

グラウンドの攻防のあとは白熱のエルボー合戦。

受けても、受けても倒れない棚橋選手。

 

攻撃の手を休めない海野選手。

 

途中で繰り出すドラゴンスクリュー。

 

棚橋選手からお返しのドラゴンスクリュー。

 

がむしゃらに、ただがむしゃらに。目の前の相手にだけ集中して、

無骨に闘う姿勢は心打たれるものがありました。

 

結末は、海野選手がNJCから使用している必殺技

Second Chapter」からの「片エビ固め

3カウントが入り、海野選手が勝利を掴みました。

 

勝ち名乗りを受けた後、『棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ)

棚橋選手から「継(つなぐ)」想いを託された海野選手がその想いにマイクで応えます。

 

棚橋さん。俺の選択肢はたった一つだ。新日本プロレスこそ、本隊こそが聖域だ!!

 

この試合が始まる前はファンの間では「ヒールに転向してしまうのでは?」と思われていた海野選手。

海野選手は現状のままベビーフェイスです。

個人的に良かったです。

 

敗者の棚橋選手が退場する際に、リング上から土下座でお礼を言う海野選手。

これもまたイイ。

 

さて、本人の意思表示がはっきりと聞けたので海野選手の新たな扉が開けそうです。

 

それは第8試合の後に!!

 

第4試合

60分1本勝負

NEVER無差別級6人タッグ選手権試合

石森太二 ドリラ・モロニ― ゲイブ・キッド

 VS 

SHO 高橋裕二郎 成田蓮

勝者:王者組(SHO選手、高橋選手、成田選手)選手

決め技:SANADA選手介入 → モロニ―選手の頭部へのギター一発 → 片エビ固め(7分30秒)

第30代、現NEVER無差別級6人タッグ王者のSHO選手、高橋裕二郎選手、成田蓮選手の初防衛戦です。

挑戦者は、石森太二選手、ドリラ・モロニ―選手、ゲイブ・キッド選手。

WAR DOGS VS H.O.T(HOUSE OF TORTURE)の戦いです。

 

入場はWAR DOGS組(石森太二選手、ドリラ・モロニ―選手、ゲイブ・キッド選手)から。

ゲイブ選手の人気は断トツでした。

H.O.T組(SHO選手、高橋裕二郎選手、成田蓮選手)の入場は相変わらず。

ヒール感が溢れています。

 

溢れるヒール感が漂う中、開始のゴング前から奇襲を仕掛けたのはWAR DOGS組。

早速の場外戦である。

 

出場者全員が場外戦を繰り広げ、リング上は誰もいない。

という異常事態。

 

少し、ウケました。

 

成田選手とゲイブ選手がリング上で攻防を展開している中、

他の選手は場外乱闘で白熱。

 

WAR DOGS組が有利かなぁ。

なんて思い始めていたが、形勢逆転。

今度は、モロニ―選手が孤立。

リング上では3対1の状況に。

 

しかしそこはモロニ―選手自慢の怪力で反撃。

このタイミングでWAR DOGS組が全員リングイン

 

成田選手に集中攻撃。

 

ここから状況が一転します。

 

両組が入り乱れる混戦。

 

いつもの展開に持ち込むH.O.T組。

SHO選手がトーチャーツールを手に、モロニ―選手に襲い掛かりそうなその時

WAR DOGSのSANADA選手とコナーズ選手がリングに現れる。

 

SANADA選手のシューズとサングラスに一瞬クスっとしてしまうもこの後、驚きの急展開。

そう。

救出かと思われましたが、SANADA選手が手にしていたギターでモロニ―選手の頭を一発。



えっ?

 

これ本当に凄い音がしました。

頭蓋骨、大丈夫?

と思ってしまうほど。。。

 

モロニ―選手がゆらついている一瞬のスキをすいて、SHO選手が片エビ固めで3カウント。

王者組が勝利を掴みました。

 

モロニ―選手、唖然。

怒れる、石森選手。

ブチギレる、ゲイブ選手。

 

かなりのブチギレだったので、この遺恨はまだまだ続きそうな予感。

というか「裏切りの名手」としてすっかり定着してしまったSANADA選手。

 

次にSANADA選手が裏切るのはいつなのか。

 

モロニ―選手の頭は大丈夫か。

(大丈夫だとしたら頭、石でできている説)

 

まだまだ続くであろう両ユニットの遺恨試合。

今後の展開から目が離せませんね。

 

第5試合

60分1本勝負

NEVER無差別級選手権試合

KONOSUKE TAKESHITA VS 大岩陵平

勝者:KONOSUKE TAKESHITA選手

決め技:レイジングファイヤー → 片エビ固め(12分54秒)

 

第47代、現NEVER無差別級王者のKOUNOSUKE TAKESHITA選手の5度目の防衛戦です。

挑戦者は、大岩陵平選手。

 

入場は大岩選手から。

大岩選手が所属しているユニットはTMDK。

TMDKのイメージカラーはオレンジ色なので、ペンライトはオレンジ色の発色。

オレンジ色の発色が多かった印象です。

コスチュームは白でした。

おそらく新しいコスチュームですね。

そんなことより、太ももが太い。

どんなトレーニングしてるんだと思うくらい太かったです。

 

TAKESHITA選手の入場はシンプル。

実にシンプルでした。

AEWから誰かと一緒に来ているわけではないので、セコンドもついていない。

孤高のレスラーという印象を受けました。

試合は、グラウンドの攻防からスタート。

ロープ際の攻防もクリーンブレイクです。

 

両選手とも、俊敏だが的確にクリーンヒットを与えるパワー技の応酬。

その一撃一撃が重く、痛いことは遠く離れた観客席からでも一目瞭然。

 

5分経過するが、いまだグラウンドの攻防。

逃げも隠れもしない。

これぞ「プロレス」という戦い。

 

時折、大岩選手への歓声が聞こえてくる。

その歓声を技で、いとも簡単に黙らせるTAKESHITA選手。

 

即座にやり返す大岩選手。

試合展開はやはりパワー技の応酬。

 

TAKESHITA選手の垂直落下式ブレーンバスターが炸裂。

シンプルな技だが痛いのが不思議と伝わってくる。すかさずカバーするTAKESHITA選手。

カウント1で返す、大岩選手。

 

どちらも負けん気が強く、見ていて体が熱くなる。

そんな試合展開です。

 

終盤にきてのエルボー合戦。

ここで、大岩選手が必殺のローリングエルボー。

対するTAKESHITA選手は連続のエルボー。

 

一瞬のスキを見逃さないTAKESHITA選手が、レイジングファイヤーに繋げそのまま3カウントで勝利を掴みました。

 

TAKESHITA選手、5度目のNEVER王座防衛です。

 

大岩選手が時折、使用する関節技。

TMDKのリーダーである、ザック選手のもと関節技に磨きをかけて技のバリエーションを増やしてるのかな。

技の強度を上げているのかな。

と、所属しているユニットの良い影響を感じました。

大岩選手からは「向上心」を感じました。

 

着実にレベルアップしていく大岩選手。

今回魅せてくれた「向上心」。

次回はどんな試合展開を魅せてくれるのでしょうか。

レジェンドを彷彿とさせてくれるような「ローリングエルボー」に更なる磨きをかけるのか。

所属するユニットから良い刺激を受けて、ステップアップする展開しか見えない。

良いユニットに入ったなと改めて思いました。

 

しかしそんな向上心や観客の声援を「技」でねじ伏せるこのができるTAKESHITA選手。

見ていて感じることは、単純に「強い」。

この一言です。

まだまだ余力を残しての勝利のように感じました。

加えて、引き出しの多さも感じました。

相手の出方次第で自分の技や試合展開も操ることができるような選手。

3団体に所属している意味が分かったような気がします。

 

NEVER王座を防衛したTAKESHITA選手。

今後は誰がこのベルトに挑戦するのか。はたまたTAKESHITA選手が次期挑戦者に誰を指名するのか。

 

この試合では見せなかった引き出しは、あとどのくらい残っているのか。

TAKESHITA選手の今後の試合に要注目です!!

 

まとめ

第3試合~第5試合の試合結果を紹介しました。

自分の意思をしっかりと示した選手、場外大乱闘の試合展開、その強さを存分に発揮した選手。

どの選手、どの試合も印象に残りました。

 

個人的には海野選手が発した「棚橋さん。俺の選択肢はたった一つだ。新日本プロレスこそ、本隊こそが聖域だ!!」が印象的でした。

 

ヒール転向しなくて本当に良かった。

 

ちょっと気になったが、以前まで使用していた必殺技「デスライダー」はもう使わないのかな。

それともいつか訪れであろうモクスリーとの師弟対決まで封印とか?

まぁその時が来たらまた書きますか。

 

あと、TAKESHITA選手。

とにかく「強い」。

屈強で怪力。

 

新日本プロレスにも所属になってくれたおかげで、また国内で見られるチャンスがある。

一度は見ておいて損はないと思います。

 

その際はぜひ皆さんも会場でご覧あれ!!

 

以上、第3試合〜第5試合の試合結果を紹介させていただきました。

以降の試合結果は別途公開しますのでお楽しみに〜。

 

感動と興奮:新日本プロレスSAKURA GENESIS 2025試合結果(第0試合〜第2試合)

【横断幕 撮影者:JJ】

皆さんいかがお過ごしですか。

こんにちは、JJです。

暑くなったり寒くなったり

雨降ったり、降らなかったり

天気の移り変わりが激しい4月初旬ですね。

 

さてさて、今回は「新日本プロレスのSAKURA GENESIS 2025試合結果」についてです。

ということで、今回は以下の大会結果について紹介をしていきたいと思います。

 

団体名:新日本プロレスリング

大会名:SAKURA GENESIS 2025(餓狼伝説 City of the Wolves presents)

開催日:2025年4月5日(土)

開催場所:東京・両国国技館

紹介する試合:第0試合〜第2試合

 

※第3試合以降は別途公開

 

それでは今回の目次です。

 

新日本プロレスリングとは

新日本プロレスリングとは、「元気ですかー!!」でおなじみのアントニオ猪木氏が設立されたプロレス団体です。

 

1972年に設立し、3月6日に大田区体育館で旗揚げ戦を開催しました。

 

現存する日本のプロレス団体において最も古い団体です。

 

新日本プロレスリングの詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

公式サイトに移行します。

 

https://www.njpw.co.jp/

 

SAKURA GENESISとは

新日本プロレスリングは年間を通して以下4つのビッグイベントがあります。

  1. 春のNJC(New Japan Cup)
  2. 夏のG1
  3. 秋の両国
  4. 年始のイッテンヨン

上記の「春のNJC(New Japan Cup)」で優勝した選手には、希望するベルトに挑戦できる権利が与えられます。

 

その権利を行使して試合を行う日が「SAKURA GENESIS」なのです。

 

「SAKURA GENESIS 2025」の場合は「春のNJC(New Japan Cup)」の決勝戦で海野選手と戦い、勝利したデビットフィンレー選手がNJCの優勝者となりました。

 

そのため、SAKURA GENESIS 2025では、IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(2025年3月31日現在)に挑戦することとなりました。

 

SAKURA GENESIS 2025の詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

 

公式サイトに移行します。

 

https://www.njpw.co.jp/series/sg2025

 

両国国技館とは

 

両国国技館(正式名称は国技館)は公益財団法人日本相撲協会が管理運営する大相撲の興行のための施設です。JR総武線両国駅西口から徒歩2分で両国国技館に着きます。

 

1985年1月から現在の両国国技館(2代目)となりました。

 

国技館の歴史はまた改めて紹介するとして。。。

 

基本的には大相撲の会場として利用されていますが、今回のようにプロレスの試合等、各種様々なイベント会場として利用されています。

 

両国駅のホームから撮影した両国国技館の写真です。

 

試合結果紹介

 

ではここからは試合結果の紹介をさせて頂きます!!

その前に各試合の遺恨などは以下に記載してますので併せてチェックしてみてください。

 

jjs-now.com

 

 

第0試合

10分1本勝負

村島 克哉 VS 永井 大貴

勝者:村島選手

決め技:逆エビ固め(8分13秒)

 

ヤングライオン同士の戦いでした。

若々しく躍動している姿は今後の期待感しか感じられない印象でした。

試合展開は予想通り、村島選手のパワー技が炸裂していました。

永井選手もそれに対抗するようにパワー系の技で応酬。

 

リング中央で繰り広げられる関節技の応酬は見ていて見応えがありました。

いつ決ってもおかしくない技のやり取り。

 

最後は強烈な「逆エビ固め」を永井選手に極めて、村島選手が勝利を掴みました。

背中が逆に曲がってしまうかと思うくらいにエグい極まりかたでした。

あれは見ているコチラも痛かったです。

 

まだまだヤングライオンの時期は続くと思いますが、いろいろ経験を積んで大きな選手になって欲しいです。

 

声援が多かったのは永井選手の方だったかな?

 

第1試合

30分1本勝負

スペシャシングルマッチ

上村 優也 VS SANADA

勝者:村選手

決め技:腕ひしぎ十字固め(10分26秒)

 

さあ、ダークマッチは終わり。

ここから本戦が始まります。

第1試合はJust 4 Guysの上村選手と、WAR GOGSのSANADA選手との一戦です。

 

入場はSANADA選手から。

白を基調としたコスチューム。

SANADA選手の体は仕上がっており、こんがりと焼けていました。

白いコスチュームは、とてもよく似合っており映えていました。

 

上村選手は、気分が上がるような入場曲と共に颯爽と入場。

これこそベビーフェイス感が溢れ出ていました。

 

試合はSANADA選手がヒールらしい攻撃を仕掛けます。

そう。場外戦です。

解説者としてミラノさんがいらっしゃいましたが、場外戦に巻き込まれておりました。

こういう一コマもプロレスらしくて良かったです。

 

試合展開はグラウンドからあっという間の大技の応酬でした。

上村選手は反則行為なしのクリーンファイトを展開。

SANADA選手は反則殺法を駆使しながらの応戦。

 

観客からのブーイングに対して、もろともせず

さらに観客を煽るアピールと反則殺法を繰り返すSANADA選手。

さすがです。

 

そんな反則殺法を受けて、受けてそれでも立ち向かう上村選手。

会場は自然と「優也」コールが響きます。

 

結末は、リング中央で上村選手が

飛びつき型フランケンシュタイナー」からの「腕ひしぎ十字固め

(技の名称等、間違っていたらすみません。)

SANADA選手がタップアウトしたことにより上村選手が勝利を掴みました。

 

勝ち名乗りを受けた後、Just 4 Guysのメンバーがリングインし、喜び合う場面は感動的でした。

上村選手、おめでとう。

 

多彩な技や動きができることをこの試合で証明した上村選手。

SANADA選手に「踏み台になれ」と言い放った言葉通り、ステップアップの結果になったんではないでしょうか。

上村選手の今後の更なる活躍に期待です!!

 

第2試合

15分1本勝負

NJPW WORLD認定TV選手権試合

エル・ファンタズモ VS グレート-O-カーン

勝者:グレート-O-カーン選手

決め技:場外20カウント

 

第7代、現NJPW WORLD認定TV王座のエル・ファンタズモ選手の5度目の防衛戦です。

挑戦者は、グレート-O-カーン選手。

 

入場はグレート-O-カーン選手から。

会場にペンライトを持っている観客の方々が多かったです。

UNITED EMPIREに所属しているオーカーン選手の入場時はペンライトをグリーンに発色している方が多くみられました。

 

ファンタズモ選手の入場時はペンライトが青色系に発色して応援している方が多かったですね。

そして入場時お決まりの「E」「L」「P」の合唱は楽しかったです。

 

入場時から右肩を何やら気にしているファンタズモ選手。

右肩を回してみたり、少し触っては首をかしげてみたり、とにかく違和感しかありませんでした。

 

試合はパワー技で圧倒するオーカーン選手に対して、多彩な技のレパートリーで応戦するファンタズモ選手。

開始早々の場外戦はいきなりのサンダーキス’86は興奮しました。

 

この早い試合展開の理由ですが、NJPW WORLD認定TV選手権試合は15分一本勝負なんです。

15分以内で勝負を決しなければならないため、早い試合展開が特徴的なんです。

 

さてさて、場外戦から復帰したオーカーン選手、パワー殺法で有利な試合展開に持ち込みます。

 

終盤は再びの場外戦。

今度はオーカーン選手が場外戦を有利に進めていきます。

 

場外に設置したパイプ椅子。

1つはパイプ椅子を座れる状態にしておき、もう1つは手に持ちいつでも振り下ろせる状態にして応戦体制。

 

ここで止めに入る邪道選手。

良かった。これでファンタズモ選手がやられずに済む。

と思ったのも束の間、オーカーン選手が邪道選手ごとファンタズモ選手に突き飛ばす。

偶然にパイプ椅子をその手に受け取るファンタズモ選手。

以前のファンタズモ選手なら、その椅子で一発かますところですが今はそんなことしません。

ファンタズモ選手はベビーフェイスですから!!

 

一瞬躊躇するもパイプ椅子を投げ捨てる。

 

だがしかし、この一瞬の隙をオーカーン選手は見逃しませんでした。

 

既に設置しているパイプ椅子めがけて、オーカーン選手がファンタズモ選手にTTDを繰り出す。

動けなくなるファンタズモ選手。

この一連の中で、レフェリーは場外カウントをカウントしており、20をレフェリーが数え終わるのと同時に試合終了のゴングが鳴り響きました。

 

場外20カウントにて、オーカーン選手が勝利を掴みました。

 

新チャンピオンとして勝ち名乗りを受けるオーカーン選手。

その後、UNITED EMPIREのメンバーをリングインさせ、全員でポーズを取り戴冠を喜んでいました。

 

このベルトを戴冠し、今後どのような展開になるのか。

同ベルトは15分以内で決着を付けなければならない。

そのため試合開始直後からド派手な技の応酬を見ることができることが、このベルトの最大の特徴です。

 

そのため長期戦が苦手ではあるものの、決まればその試合の決着が付いてしまう必殺技を持っている選手。

例えば棚橋選手とか、棚橋選手とか。

棚橋選手とか。

 

挑戦者に棚橋選手を推薦します!!

 

まとめ

第0試合~第2試合の試合結果を紹介しました。

悔しい結果に終わった選手、新たな可能性を見出した選手など様々です。

どの試合も、見どころ沢山でした。

 

個人的にはファンタズモ選手がベルトを失ってしまいショックです。

しっかりと負傷箇所の治療に専念して、完全復活したらぜひ再びベルト戦線に絡んでほしいです。

サンダーキス’86、綺麗なんだよな。あの技。

 

また、ヤングライオン同士の試合はダークマッチなので会場でしかみられないことが多いです。

これから成長していく過程を見られる貴重な機会なので今回もじっくりと観戦しました。

色々な楽しみ方ができるのがプロレス。

ぜひ皆さんも会場でご覧あれ!!

 

以上、第0試合〜第2試合の試合結果を紹介させていただきました。

以降の試合結果は別途公開しますのでお楽しみに〜。

 

花見と闘いの舞台:新日本プロレスのSAKURA GENESIS 2025(第6試合~第8試合)

皆さんいかがお過ごしですか。

こんにちは、JJです。

ということで、前回に引き続き新日本プロレスのSAKURA GENESIS(サクラジェネシス)の紹介をしていきたいと思います。以下詳細です。

団体名:新日本プロレスリング

大会名:SAKURA GENESIS 2025(餓狼伝説 City of the Wolves presents)

開催日:2025年4月5日(土)

開催場所:東京・両国国技館

紹介する試合:第6試合〜第8試合

 

※第0試合~第2試合に関しては以下のリンクから読んでくださいねー。

 

jjs-now.com

 

 

※第3試合~第5試合に関しては以下のリンクから読んでくださいねー。

 

jjs-now.com

 

 

 

それでは今回の目次です。

新日本プロレスリングとは

新日本プロレスリングとは、「元気ですかー!!」でおなじみのアントニオ猪木氏が設立されたプロレス団体です。

1972年に設立し、3月6日に大田区体育館で旗揚げ戦を開催しました。

現存する日本のプロレス団体において最も古い団体です。

 

新日本プロレスリングの詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

公式サイトに移行します。

https://www.njpw.co.jp/

SAKURA GENESISとは

新日本プロレスリングは年間を通して以下4つのビッグイベントがあります。

  1. 春のNJC(New Japan Cup)
  2. 夏のG1
  3. 秋の両国
  4. 年始のイッテンヨン

上記の「春のNJC(New Japan Cup)」で優勝した選手には、希望するベルトに挑戦できる権利が与えられます。

その権利を行使して試合を行う日が「SAKURA GENESIS」なのです。

「SAKURA GENESIS 2025」の場合は「春のNJC(New Japan Cup)」の決勝戦で海野選手と戦い、勝利したデビットフィンレー選手がNJCの優勝者となりました。

そのため、SAKURA GENESIS 2025では、IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(2025年3月31日現在)に挑戦することとなりました。

 

SAKURA GENESIS 2025の詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

公式サイトに移行します。

https://www.njpw.co.jp/series/sg2025

 

両国国技館とは

両国国技館(正式名称は国技館)は公益財団法人日本相撲協会が管理運営する大相撲の興行のための施設です。JR総武線両国駅西口から徒歩2分で両国国技館に着きます。

1985年1月から現在の両国国技館(2代目)となりました。

国技館の歴史はまた改めて紹介するとして。。。

基本的には大相撲の会場として利用されていますが、今回のようにプロレスの試合等、各種様々なイベント会場として利用されています。

対戦カード紹介

ではここからは当日の対戦カードの紹介をさせて頂きます!!

  • 第6試合

60分1本勝負

IWGPタッグ選手権試合

高橋ヒロム 内藤哲也 VS カラム・ニューマン ジェフ・コブ

 

第107代、現IWGPタッグ王者の高橋ヒロム選手、内藤哲也選手の初防衛戦です。

挑戦者は、カラム・ニューマン選手、ジェフ・コブ選手。

 

現王者がベルトを戴冠したのは2025年2月11日の大阪大会でした。

当時の王者組(マシュー・ジャクソン選手、ニコラス・ジャクソン選手)を撃破し第107代王者となりました。

 

今回の遺恨が始まったのは、2025年3月20日のNJC大会。

遺恨とまではいきませんが、同大会で正式に王者組が挑戦を受諾しました。

 

王者組は師弟関係である、内藤選手とヒロム選手。

ふたりは人気ユニットL・I・J(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)のメンバーです。

師弟関係で、同じユニットなので連携攻撃はもうバッチリです。

しかも、お互いに決まればそのまま決着がつきそうな大技を持っているので、どんな試合展開からでも勝利することができます。

個々が強くて、連携もしっかり対応できる。現状、完成系に近いタッグ王者といっても過言ではないと思います。

 

対して、挑戦者組のカラム・ニューマン選手、ジェフ・コブ選手。

彼らも同じUNITED EMPIREというユニットのメンバー同士ということもあり、連携はバッチリです。

特にジェフ・コブ選手はとんでもない選手なんです。

ジェフ・コブ選手の身長は178cm、体重は119kgです。

プロレスラーってデカイよねー。と思いますが、このデカさで飛べるんです。

飛び技できるんです。

それに加えてパワー系の技も、もちろん使える。

まさにオールラウンドプレーヤーです。

 

王者組が油断することなく、冷静に戦えば勝利をつかむことができる試合展開となりそうです。

ただし、ジェフ・コブ選手に捕まった場合はただでは済まないでしょう。

また、ジェフ・コブ選手だけ警戒するのではなくカラム・ニューマン選手もしっかり抑えておかないと挑戦者組が有利となってしまいます。

カラム・ニューマン選手が試合のカギを握っているでしょう。

 

王者組が貫録の勝利となるか、怪力と俊敏さを兼ね備えた新たな王者組が誕生となるか。

見逃せない戦いです!!

 

  • 第7試合

60分1本勝負

IWGP GLOBALヘビー級選手権試合

辻陽太 VS ”キング・オブ・ダークネス”EVIL

 

第4代、現IWGP GLOBALヘビー級王者の辻陽太選手の3度目の防衛戦です。

挑戦者は、”キング・オブ・ダークネス”EVIL選手。

 

現王者がベルトを戴冠したのは2025年1月4日のWRESTLE KINGDOM19でした。

当時の王者(デビッド・フィンレー選手)を撃破し第4代王者となりました。

 

今回の遺恨が始まったのは、2025年3月20日のNJC大会。

同大会の第6試合は鷹木選手・辻選手 VS 金丸選手・EVIL選手の30分1本勝負のタッグマッチでした。

 

辻選手の「ジーンブラスター」からの「片エビ固め」で辻選手が金丸選手から勝利しました。

その試合後、EVIL選手が辻選手のIWGP GLOBALヘビー級のベルトを奪い、そのベルトで辻選手に攻撃を仕掛けようとしました。

辻選手はその攻撃を避けて反撃しますが、ディック東郷選手の介入により逆に反撃にあってしまいます。

 

そこから抗争に発展しました。

 

辻選手は、新世代のひとり。

新世代の中でも高身長で体がデカイ。

そして俊敏なんです。

体がデカイのにも関わらず、飛べるんです。

辻選手みたいなレスラーは久しぶりに見たような気がします。

あと、歯が白い。

 

そして必殺技のジーンブラスター。

見ているだけでも痛いのが分かります。そのくらいインパクトがある技です。

アメフトのタックルに似たような技なんですけど、辻選手が使用するとなんだか華があるんですよねー。

 

対して、挑戦者のEVIL選手。

もう言わずもがな、キング・オブ・ダークネスの人です。

最近まで反則技は使用しないまさかのクリーンファイトでしたが、やはり長続きしませんでしたね。

ただ、反則殺法を使用せずともその実力はもう皆さん知っての通りです。

反則殺法を多用するヒールユニットH.O.Tのリーダーですが、ブーイングとなぜか声援も受けている不思議な選手なんです。

それだけカリスマ性があるんでしょうね。

 

EVIL選手は、パワー系の技を多用する印象です。

関節技はあまり見たことないです。

パワー系の技を使用しつつ反則殺法で相手を追い込んでいく試合展開が多い印象です。

そしてどんな状況からでも繰り出せる大技「EVIL」が炸裂すればあっという間に決着。

 

ジーンブラスターが決まるのか。

EVILが決まるのか。

どちらも決まればその瞬間、決着がつきそうな大技を持った二人の結末はいかに!!

 

  • 第8試合

60分1本勝負

IWGP世界ヘビー級選手権試合

後藤洋央紀 VS デビッド・フィンレー

 

第12代、現IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀選手の3度目の防衛戦です。

挑戦者は、デビッド・フィンレー選手。

 

後藤選手は混沌の荒武者と呼ばれているだけあって、そのファイトスタイルは荒々しさ満載です。

時には、ラリアット、頭突き、ミドルキック。

そして何より、後藤選手といえば「昇天・改」ですよね。

初めて見たときは衝撃でした。かっこいいんですよ「昇天・改」!!

パワー系の技だけでなく、関節技も使える後藤選手。

使用できる技に幅があるので、相手に合わせて様々な試合展開が出来そうですね。

そして一瞬のスキをついて、大技炸裂!!なんてこともありあるかもしれません。

 

対して、挑戦者のデビッド・フィンレー選手。

春のNJC(New Japan Cup)の優勝者です。

優勝者だけあって、その実力はもう皆さん知っての通りだと思います。

デビッド・フィンレー選手は、ここぞという時に大技でたたみかけるイメージがある選手。

的確に相手が嫌がることや弱点をついて、チャンスと見るや一気に攻めてくる試合展開になりそうです。

反則殺法も炸裂するかもしれません。

しかも、セコンドに外道選手がつくと思うので、外道選手の効果もあることでしょう。

 

後藤選手が反則殺法や挑発に乗らず、冷静に攻めることができれば後藤選手の有利な展開になると思います。

我慢の展開が続くかもしれませんが、挑発に乗ってしまったら、一気にデビッド・フィンレー選手が有利な展開になってしまうと思います。

団体最高峰の王者として、どこまで自分を貫いて試合できるのか。

 

そして「牛殺し」合戦は見られるのか。

 

リング上で「SAKURA GENESIS 2025」を締めるのは⁉

こうご期待!!

今後について

当日の試合展開や結果によって今後の流れが大きく変わってきます。

次のビッグイベントは真夏のG1climaxですが、近年の新日本プロレスはAEWと提携しており、海外興行が多く開催されています。

そのため、ベルトホルダーとしてAEWの選手等と戦うチャンスがあります。

 

ベルトの価値を高めるため、海外の猛者と戦うのは一体誰なんだ⁉

新日本プロレスが更に一段上がるため、ファンが認める戦いができることをぜひ「SAKURA GENESIS 2025」で証明してほしいです。

 

まとめ

第6試合~第8試合まで紹介しました。

NJCを制したデビッド・フィンレー選手が後藤選手に挑戦するIWGP世界ヘビー級王座の決着によってはアメリカでの対戦カードがどのようになるのか?

このまま後藤選手が防衛した場合、アメリカで柴田選手とのベルトを賭けた盟友対決が実現するのか?

その他のベルトは移動するのか。

今回の結果によって、今後の展開が目まぐるしく変わる大きな大きなビッグマッチ!!

 

私は会場で生観戦してきます。

結果は後日アップするので、お楽しみに!!

 

以上、第6試合〜第8試合の紹介でした。

 

花見と闘いの舞台:新日本プロレスのSAKURA GENESIS 2025(第3試合~第5試合)

皆さんいかがお過ごしですか。

こんにちは、JJです。

ということで、前回に引き続き新日本プロレスのSAKURA GENESIS(サクラジェネシス)の紹介をしていきたいと思います。以下詳細です。

団体名:新日本プロレスリング

大会名:SAKURA GENESIS 2025(餓狼伝説 City of the Wolves presents)

開催日:2025年4月5日(土)

開催場所:東京・両国国技館

紹介する試合:第3試合〜第5試合

※第6試合以降は別途公開

※第0試合~第2試合に関しては以下のリンクから読んでくださいねー。

 

jjs-now.com

 

 

それでは今回の目次です。

新日本プロレスリングとは

新日本プロレスリングとは、「元気ですかー!!」でおなじみのアントニオ猪木氏が設立されたプロレス団体です。

1972年に設立し、3月6日に大田区体育館で旗揚げ戦を開催しました。

現存する日本のプロレス団体において最も古い団体です。

 

新日本プロレスリングの詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

公式サイトに移行します。

https://www.njpw.co.jp/

SAKURA GENESISとは

新日本プロレスリングは年間を通して以下4つのビッグイベントがあります。

  1. 春のNJC(New Japan Cup)
  2. 夏のG1
  3. 秋の両国
  4. 年始のイッテンヨン

上記の「春のNJC(New Japan Cup)」で優勝した選手には、希望するベルトに挑戦できる権利が与えられます。

その権利を行使して試合を行う日が「SAKURA GENESIS」なのです。

「SAKURA GENESIS 2025」の場合は「春のNJC(New Japan Cup)」の決勝戦で海野選手と戦い、勝利したデビットフィンレー選手がNJCの優勝者となりました。

そのため、SAKURA GENESIS 2025では、IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(2025年3月31日現在)に挑戦することとなりました。

 

SAKURA GENESIS 2025の詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

公式サイトに移行します。

https://www.njpw.co.jp/series/sg2025

 

両国国技館とは

両国国技館(正式名称は国技館)は公益財団法人日本相撲協会が管理運営する大相撲の興行のための施設です。JR総武線両国駅西口から徒歩2分で両国国技館に着きます。

1985年1月から現在の両国国技館(2代目)となりました。

国技館の歴史はまた改めて紹介するとして。。。

基本的には大相撲の会場として利用されていますが、今回のようにプロレスの試合等、各種様々なイベント会場として利用されています。

対戦カード紹介

ではここからは当日の対戦カードの紹介をさせて頂きます!!

  • 第3試合

30分1本勝負

棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ)

棚橋弘至 VS 海野翔太

 

新日本プロレスリング株式会社の現代表取締役社長である棚橋弘至選手と海野翔太選手との試合です。

なんと、棚橋選手はプロレスラー兼社長なんです。ですが、その兼任もあとわずか。

社長就任後の2024年10月14日、両国国技館で本人の口から「2026年イッテンヨン東京ドーム大会で引退」する旨、報告がありました。

残された期間で以下内容の試合を行うこととなりました。

・縁(えにし):棚橋選手と縁のある選手と対戦し感謝の思いを伝えるため試合を行う

・継(つなぐ):棚橋選手が後継に託した気持ちを伝えるため試合を行う

 

「SAKURA GENESIS 2025」の棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ)では海野選手が選ばれたということです。

 

棚橋選手は100年に1人の逸材として現在まで活躍されています。

先日も後藤選手が保持するIWGP 世界ヘビー級王座に挑戦したばかりです。

まだまだ現役バリバリですが、絶頂期と比較すると俊敏な動きが減少したように感じます。

ただ、そこは百戦錬磨の逸材、ベテランにはベテランの戦い方あるんです。

攻撃のひとつひとつを的確にクリーンヒットさせる技術。じわりじわりと相手を窮地に追い込んでいきます。

個人的に棚橋選手の「張り手」は凄く痛い技だなといつも思ってます。

棚橋選手は、テキサスクローバーホールド、スリングブレイド、ハイフライフローを使用しつつ、ベテランならではの味のある試合展開をしてくれるでしょう。

 

対する、海野選手ですが新世代のひとりです。個人的に応援している選手です。サイン会にも参加させて頂きました。

海野選手は2025年2月11日の大阪大会で、グレート-O-オーカーン選手に敗れたのち髪型を坊主にしました。

衝撃的な姿でした。

その後のNJC(New Japan Cup)では今まで使用していた大技を封印し、新たな必殺技「Second Chapter」を使用しています。

ファイトスタイルも今までと異なり、より武骨になったと感じます。

 

まだまだ若く俊敏に動ける海野選手が100年に1人の逸材にどう立ち向かうのか。

今までの海野選手とは異なる新たな姿として、自身の第2章「Second Chapter」の幕開けとなるか。ここで封印していた以前の大技を使用するのか。

 

リング上でお互いの新日本プロレスに対する思いが交差する熱い試合展開になることは間違いないでしょう。

どのような結末になるのか、今から興奮が止まりません!!

  • 第4試合

60分1本勝負

NEVER無差別級6人タッグ選手権試合

石森太二 ドリラ・モロニ― ゲイブ・キッド

 VS 

SHO 高橋裕二郎 成田蓮

 

第30代、現NEVER無差別級6人タッグ王者のSHO選手、高橋裕二郎選手、成田蓮選手の初防衛戦です。

挑戦者は、石森太二選手、ドリラ・モロニ―選手、ゲイブ・キッド選手。

WAR DOGS VS H.O.T(HOUSE OF TORTURE)の戦いです。

 

現王者がベルトを戴冠したのは2025年1月30日の仙台大会でした。

当時の王者組(棚橋選手、矢野選手、ボルチン・オレッグ選手)を撃破し第30代王者となりました。

 

今回の遺恨が始まったのは、2025年2月11日の大阪大会。

同大会でEVIL選手が衝撃的な発言をします。

 

「BULLET CLUB」からWAR DOGSは追放する。

 

そこから加速度的に同門抗争に発展しました。

そもそも両ユニットがBULLET CLUBだったことに驚きでしたが。。。

 

2025年イッテンゴでケニー・オメガ選手と壮絶な試合を繰り広げたゲイブ・キッド選手。

この日を境に一躍人気を集めることとなりました。

 

おそらく、WAR DOGS組の中心選手はゲイブ選手となるでしょう。

彼の荒々しくも、一本筋の通ったファイトスタイルは観客の興奮を最高潮に盛り上げてくれます。

 

対して、現王者のH.O.T組は個々がしっかりとした役割を担っており、連携が上手いチームの印象があります。

そして何より反則殺法を要所要所で繰り出すチーム。

しかし、近々のH.O.Tは反則行為をせずにクリーンなファイトスタイルですが、どうにも信用しきれません。

この試合で、ダーティーファイトに戻るのか。

それともクリーンファイトを貫くのか。

いずれにしてもNEVER無差別級6人タッグは壮絶な試合になることでしょう。

 

ゲイブ選手の勢いを止めることができれば、H.O.T有利の試合展開となりそうです。

どちらもヒール同士で、どちらも人気があるユニットです。

ブーイングはどちらのユニットに向けられるのか。

声援はどちらの方が多いのか。

そんなところにも注目したいこの1戦。

 

さぁ、勝つのはどちらのユニットなのか⁉

  • 第5試合

60分1本勝負

NEVER無差別級選手権試合

KONOSUKE TAKESHITA VS 大岩陵平

 

第47代、現NEVER無差別級王者のKOUNOSUKE TAKESHITA選手の5度目の防衛戦です。

挑戦者は、大岩陵平選手。

 

TAKESHITA選手は、AEW、DDT新日本プロレスの3団体に所属している選手です。

3団体に所属するなんて単純に凄いですよね。

世界中から需要がある証拠です。

 

TAKESHITA選手は2024年のG1climaxで試合を観ました。

そのファイトスタイルは、まさに無骨。

パワー系の大技を多く繰り出し、勝機を逃すことなくしっかりと勝ち切る。

そんな印象がある選手です。

 

対して、大岩選手も同じくパワー系の技が得意な印象があります。

ヤングライオンを卒業し、海外遠征に行くのが通常ルートですが、彼はプロレスリングNOAHに遠征することとなりました。そうです。国内遠征です。

 

NOAHで多くの経験と技を体得した大岩選手。

彼の必殺技であるラリアットは、故 三沢選手を彷彿とさせるムーブと威力です。

 

大岩選手は新世代のひとり。

他の新世代組が台頭している中、自分はベルト戦線に絡めていない。と嘆いているようです。

個人的には、めちゃくちゃ活躍しているように感じるんですけどね。

本人はまだまだと思ってるみたいです。

向上心メキメキですね。

 

試合展開は、お互い似たようなパワータイプの選手同士、開始のゴングからバチバチのパワー合戦になることでしょう。

 

TAKESHITA選手が防衛するのか、大岩選手がベルト初戴冠となるか。

パワー勝負を制するのはどちらの選手なのか!!

 

まとめ

第3試合~第5試合まで紹介しました。

遺恨試合の決着や似た者同士のパワー決戦、その試合も見どころ満載です。

この中でも個人的に気になる試合は「第3試合」の棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ)、棚橋選手VS海野選手です。

 

棚橋選手の技を受けて、受けて、受けまくって、それでも立ち向かっていく海野選手が見たいです。

そして最後に勝ち名乗りをあげるのは、新世代のエース「海野翔太」であってほしい。

完全に願望ですが。

 

以上、第3試合〜第5試合の紹介でした。

第6試合以降は順次公開するのでぜひ併せてチェックしてみてください。

 

花見と闘いの舞台:新日本プロレスのSAKURA GENESIS 2025(第0試合~第2試合)

皆さんいかがお過ごしですか。

こんにちは、JJです。

桜の満開報道とともに、私JJくしゃみの連発が朝から止まりません。

鼻水が垂れる&くしゃみ連発でお花見なんてもってのほかです。

さて、桜といえばお花見ですが、SAKURAといえば

そうです。

新日本プロレスのSAKURA GENESIS(サクラジェネシス)ですねー。

ということで、今回は以下の大会について紹介をしていきたいと思います。

団体名:新日本プロレスリング

大会名:SAKURA GENESIS 2025(餓狼伝説 City of the Wolves presents)

開催日:2025年4月5日(土)

開催場所:東京・両国国技館

紹介する試合:第0試合〜第2試合

※第3試合以降は別途公開

 

それでは今回の目次です。

新日本プロレスリングとは

新日本プロレスリングとは、「元気ですかー!!」でおなじみのアントニオ猪木氏が設立されたプロレス団体です。

1972年に設立し、3月6日に大田区体育館で旗揚げ戦を開催しました。

現存する日本のプロレス団体において最も古い団体です。

 

新日本プロレスリングの詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

公式サイトに移行します。

https://www.njpw.co.jp/

SAKURA GENESISとは

新日本プロレスリングは年間を通して以下4つのビッグイベントがあります。

  1. 春のNJC(New Japan Cup)
  2. 夏のG1
  3. 秋の両国
  4. 年始のイッテンヨン

上記の「春のNJC(New Japan Cup)」で優勝した選手には、希望するベルトに挑戦できる権利が与えられます。

その権利を行使して試合を行う日が「SAKURA GENESIS」なのです。

「SAKURA GENESIS 2025」の場合は「春のNJC(New Japan Cup)」の決勝戦で海野選手と戦い、勝利したデビットフィンレー選手がNJCの優勝者となりました。

そのため、SAKURA GENESIS 2025では、IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(2025年3月31日現在)に挑戦することとなりました。

 

SAKURA GENESIS 2025の詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

公式サイトに移行します。

https://www.njpw.co.jp/series/sg2025

 

両国国技館とは

両国国技館(正式名称は国技館)は公益財団法人日本相撲協会が管理運営する大相撲の興行のための施設です。JR総武線両国駅西口から徒歩2分で両国国技館に着きます。

1985年1月から現在の両国国技館(2代目)となりました。

国技館の歴史はまた改めて紹介するとして。。。

基本的には大相撲の会場として利用されていますが、今回のようにプロレスの試合等、各種様々なイベント会場として利用されています。

対戦カード紹介

ではここからは当日の対戦カードの紹介をさせて頂きます!!

  • 第0試合

10分1本勝負

村島 克哉 VS 永井 大貴

 

ヤングライオン同士の戦いですね。

新日本プロレスの若手は総称してヤングライオンと呼ばれています。

新日本プロレスに若手から入門した選手は必ず通る道です。ド派手は技の応酬はなく、エルボー、ヘッドロック、ドロップキック等といった基本的な技で試合を組み立てていきます。

 

2024年11月24日(日)の第4試合で実際に村島選手の試合を観戦しました。

当日は、6人タッグマッチであり先輩レスラーの胸を借りる展開となりましたが、倒れても、倒れても、何度でも立ち上がる姿や表情は鬼気迫るものがありました。

全体的な技の流れや、迫った展開で繰り出す技等から、村島選手はパワー系の選手という印象を受けました。

 

2024年11月24日(日)の第0試合で実際に永井選手の試合を観戦しました。

当日は、第0試合でヤングライオン同士の戦いでした。

表情が良く(特に眉毛の使い方)、対戦相手の選手だけじゃなく会場で見ていた観客も彼を「なんだか憎たらしい選手」と思ったはずです。また、永井選手は手足が太すぎないため関節技等、技のバリエーションが幅広い選手なのかなという印象を受けました。

 

「SAKURA GENESIS 2025」の第0試合は、村島選手が冷静さを保ちながら試合できるか、永井選手が独自のムーブで村島選手の冷静さを失わせて勝利の糸口をつかむことができるか。

第0試合から楽しみです。

  • 第1試合

30分1本勝負

スペシャシングルマッチ

上村 優也 VS SANADA

 

Just 5 Guys → Just 4 Guysになった原因、SANADA選手。

現Just 4 Guysメンバーの上村選手が、その遺恨を晴らせるのか。

SANADA選手を踏み台にして、新世代としてさらに一歩飛躍することを望む上村選手と、一筋縄ではいかない強敵SANADA選手との一戦ですね。

 

今回の遺恨が始まったのは、2024年11月4日の大阪大会でした。

第8試合のIWGP GLOBAL ヘビー級の防衛戦。

当時の王者はデビットフィンレー選手。挑戦者はタイチ選手。

あと一歩のところまでタイチ選手がデビットフィンレー選手を追い込むが、SANADA選手が介入。

まさかのタイチ選手を裏切る形でそのままSANADA選手はWAR DOGSに電撃加入することとなりました。

Just 5 Guysでしたが、この日を境に Just 4 Guysとなりました。

 

当時、G1climax期間中に負傷しまい上村選手は欠場中でした。

約3ヶ月の欠場を経て、2025年2月11日大阪府立体育館で復帰しました。SANADA選手の暴走を止めるために。

その際に放った言葉「俺の踏み台となれ」は、なかなかにインパクトのあるワードでした。

 

「SAKURA GENESIS 2025」の第1試合は、上村選手が勝利しSANADA選手を踏み台とするのか。

3ヶ月間欠場中であった上村選手、欠場期間中に新世代の台頭、所属しているユニットの変化等、そこに加われないことから相当悔しい思いをしているはず。

その鬱憤をぜひ晴らして欲しいと思います。

 

対して、ベビーからヒールターンした裏切りのSANADA選手、今やブーイングを浴びるようになってしまいましたが元IWGP 世界ヘビー級王者です。

技のバリエーション、引き出しの多さは上村選手を凌ぐと思います。それに加えて反則殺法も兼ね備えているSANADA選手。

 

反則技はダメですが、そこはプロレス。反則技をも駆使してSANADA選手は戦うでしょう。そのダーティーファイトに新世代の上村優也がどう立ち向かうのか。

その結末はいかに!!

  • 第2試合

15分1本勝負

NJPW WORLD認定TV選手権試合

エル・ファンタズモ VS グレート-O-カーン

 

第7代、現NJPW WORLD認定TV王座のエル・ファンタズモ選手の5度目の防衛戦です。

挑戦者は、グレート-O-カーン選手。

 

現王者のエル・ファンタズモ選手が同ベルトを初めて戴冠したのは2025年イッテンヨンでした。

当日、私は会場で生観戦しておりました。

癌から復帰した姿は感動的だったし、カッコ良かったのを今でも記憶に残っています。

 

前回の防衛戦(4度目)の挑戦者は、TJP選手でした。

その際にTJP選手側のセコンドについていたのがグレート-O-カーン選手。

彼らは同じユニット「UNITED EMPIRE」の仲間なのです。

TJP選手が惜しくも敗れたあと、グレート-O-カーン選手が挑戦表明し、5度目の防衛戦が正式決定しました。

 

エル・ファンタズモ選手は、グラウンド技だけでなくトップロープからの技も多数あり、引き出しが多い印象です。

 

それに対し、グレート-O-カーン選手はパワー系の技で試合を進めていく印象があります。

 

両選手とも反則技などは一切せず、クリーンファイトな試合展開となるでしょう。

 

少し気になるのが、グレート-O-カーン選手が挑戦表明した際に「首」への攻撃を思わせる発言がありました。

そのため、グレート-O-カーン選手はエル・ファンタズモ選手の「首」を狙い、集中的に攻撃することが予想されます。

その攻撃を受けつつ、どのような試合展開をエル・ファンタズモ選手は魅せてくれるのか。

15分という短い時間の中で、決着を付けなければならないのがこの「NJPW WORLD認定TV選手権試合」の面白いところ。

最初から大技の応酬になるか、試合の後半に向けてじわじわとダメージを蓄積させる技を繰り出すのか。

 

その結末はいかに!!

まとめ

第0試合~第2試合まで紹介しましたが、どの試合も試合展開や結末が気になります。

この中でも個人的に気になる試合は「第2試合」のNJPW WORLD認定TV選手権試合です。

癌から復帰したエル・ファンタズモ選手が躍動する姿は、やはり感動的です。今回の試合でも活躍することを願ってます。

 

以上、第0試合〜第2試合の紹介でした。

第3試合以降は順次公開するのでぜひ併せてチェックしてみてください。