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感動と興奮:新日本プロレスSAKURA GENESIS 2025試合結果(第3試合〜第5試合)

覆面レスラー



皆さんいかがお過ごしですか。

こんにちは、JJです。

新年度が始まりましたね。

この時期は電車がいつもより混雑します。

新学期を迎える学生、晴れて社会人になれた新入社員。

いろいろな人にとってのスタートとなる時期です。

それはプロレスも同じこと。

ビッグマッチを終えて、王者としてその座に君臨し続ける者、次のステージに進む者、様々。

今回は「新日本プロレスのSAKURA GENESIS 2025試合結果」についてです。

ということで、今回は以下の大会結果について紹介をしていきたいと思います。

 

団体名:新日本プロレスリング

大会名:SAKURA GENESIS 2025(餓狼伝説 City of the Wolves presents)

開催日:2025年4月5日(土)

開催場所:東京・両国国技館

紹介する試合:第3試合〜第5試合

※第6試合以降は別途公開

※第0試合~第2試合に関しては以下のリンクから読んでくださいねー。

 

jjs-now.com

 

 

それでは今回の目次です。

 

新日本プロレスリングとは

新日本プロレスリングとは、「元気ですかー!!」でおなじみのアントニオ猪木氏が設立されたプロレス団体です。

 

1972年に設立し、3月6日に大田区体育館で旗揚げ戦を開催しました。

 

現存する日本のプロレス団体において最も古い団体です。

 

新日本プロレスリングの詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

公式サイトに移行します。

 

https://www.njpw.co.jp/

 

SAKURA GENESISとは

新日本プロレスリングは年間を通して以下4つのビッグイベントがあります。

  1. 春のNJC(New Japan Cup)
  2. 夏のG1
  3. 秋の両国
  4. 年始のイッテンヨン

上記の「春のNJC(New Japan Cup)」で優勝した選手には、希望するベルトに挑戦できる権利が与えられます。

 

その権利を行使して試合を行う日が「SAKURA GENESIS」なのです。

 

「SAKURA GENESIS 2025」の場合は「春のNJC(New Japan Cup)」の決勝戦で海野選手と戦い、勝利したデビットフィンレー選手がNJCの優勝者となりました。

 

そのため、SAKURA GENESIS 2025では、IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(2025年3月31日現在)に挑戦することとなりました。

 

SAKURA GENESIS 2025の詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

 

公式サイトに移行します。

 

https://www.njpw.co.jp/series/sg2025

 

両国国技館とは

 

両国国技館(正式名称は国技館)は公益財団法人日本相撲協会が管理運営する大相撲の興行のための施設です。JR総武線両国駅西口から徒歩2分で両国国技館に着きます。

 

1985年1月から現在の両国国技館(2代目)となりました。

 

国技館の歴史はまた改めて紹介するとして。。。

 

基本的には大相撲の会場として利用されていますが、今回のようにプロレスの試合等、各種様々なイベント会場として利用されています。

 

両国駅のホームから撮影した両国国技館の写真です。

 

試合結果紹介

 

ではここからは試合結果の紹介をさせて頂きます!!

その前に各試合の遺恨などは以下に記載してますので併せてチェックしてみてください。

 

jjs-now.com

 

 

第3試合

30分1本勝負

棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ)

棚橋弘至 VS 海野翔太

勝者:海野選手

決め技:Second Chapter → 片エビ固め(12分47秒)

 

入場は棚橋選手から。

通常の選手入退場口ではない箇所から入場。

しかも餓狼伝説の衣装を羽織っての登場でした。

一瞬何が起こっているか分からず、新しい選手?

と思いましたが、普通に棚橋選手でした。

焦った、焦った。

衣装を脱ぎ捨てると、いつもの白を基調としたコスチュームの棚橋選手。

これぞ選手兼社長という仕事っぷりでした。

まさにACE。

 

海野選手は、NJCの入場と変わらずでした。どこか暗い感じ。

通常の選手入退場口からの入場でした。

コスチュームは上記大会以降と同様の「白」でした。

それにしても身体がデカイ。とにかくデカイ。

僧帽筋が異常なくらいデカかったです。

 

海野選手に対するブーイングは一切ありませんでした。

棚橋選手より海野選手への声援が多かったように感じます。

 

試合開始のゴング。

開始直後はグラウンドの攻防。

伝統ある新日本プロレスらしい、しっかりとしたグラウンドの攻防。

うん。いい。

 

棚橋選手に対する徹底的な足攻め。

「結果にこだわる。勝ちにこだわる」と言っていた海野選手の言葉通りの試合展開。

 

グラウンドの攻防のあとは白熱のエルボー合戦。

受けても、受けても倒れない棚橋選手。

 

攻撃の手を休めない海野選手。

 

途中で繰り出すドラゴンスクリュー。

 

棚橋選手からお返しのドラゴンスクリュー。

 

がむしゃらに、ただがむしゃらに。目の前の相手にだけ集中して、

無骨に闘う姿勢は心打たれるものがありました。

 

結末は、海野選手がNJCから使用している必殺技

Second Chapter」からの「片エビ固め

3カウントが入り、海野選手が勝利を掴みました。

 

勝ち名乗りを受けた後、『棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ)

棚橋選手から「継(つなぐ)」想いを託された海野選手がその想いにマイクで応えます。

 

棚橋さん。俺の選択肢はたった一つだ。新日本プロレスこそ、本隊こそが聖域だ!!

 

この試合が始まる前はファンの間では「ヒールに転向してしまうのでは?」と思われていた海野選手。

海野選手は現状のままベビーフェイスです。

個人的に良かったです。

 

敗者の棚橋選手が退場する際に、リング上から土下座でお礼を言う海野選手。

これもまたイイ。

 

さて、本人の意思表示がはっきりと聞けたので海野選手の新たな扉が開けそうです。

 

それは第8試合の後に!!

 

第4試合

60分1本勝負

NEVER無差別級6人タッグ選手権試合

石森太二 ドリラ・モロニ― ゲイブ・キッド

 VS 

SHO 高橋裕二郎 成田蓮

勝者:王者組(SHO選手、高橋選手、成田選手)選手

決め技:SANADA選手介入 → モロニ―選手の頭部へのギター一発 → 片エビ固め(7分30秒)

第30代、現NEVER無差別級6人タッグ王者のSHO選手、高橋裕二郎選手、成田蓮選手の初防衛戦です。

挑戦者は、石森太二選手、ドリラ・モロニ―選手、ゲイブ・キッド選手。

WAR DOGS VS H.O.T(HOUSE OF TORTURE)の戦いです。

 

入場はWAR DOGS組(石森太二選手、ドリラ・モロニ―選手、ゲイブ・キッド選手)から。

ゲイブ選手の人気は断トツでした。

H.O.T組(SHO選手、高橋裕二郎選手、成田蓮選手)の入場は相変わらず。

ヒール感が溢れています。

 

溢れるヒール感が漂う中、開始のゴング前から奇襲を仕掛けたのはWAR DOGS組。

早速の場外戦である。

 

出場者全員が場外戦を繰り広げ、リング上は誰もいない。

という異常事態。

 

少し、ウケました。

 

成田選手とゲイブ選手がリング上で攻防を展開している中、

他の選手は場外乱闘で白熱。

 

WAR DOGS組が有利かなぁ。

なんて思い始めていたが、形勢逆転。

今度は、モロニ―選手が孤立。

リング上では3対1の状況に。

 

しかしそこはモロニ―選手自慢の怪力で反撃。

このタイミングでWAR DOGS組が全員リングイン

 

成田選手に集中攻撃。

 

ここから状況が一転します。

 

両組が入り乱れる混戦。

 

いつもの展開に持ち込むH.O.T組。

SHO選手がトーチャーツールを手に、モロニ―選手に襲い掛かりそうなその時

WAR DOGSのSANADA選手とコナーズ選手がリングに現れる。

 

SANADA選手のシューズとサングラスに一瞬クスっとしてしまうもこの後、驚きの急展開。

そう。

救出かと思われましたが、SANADA選手が手にしていたギターでモロニ―選手の頭を一発。



えっ?

 

これ本当に凄い音がしました。

頭蓋骨、大丈夫?

と思ってしまうほど。。。

 

モロニ―選手がゆらついている一瞬のスキをすいて、SHO選手が片エビ固めで3カウント。

王者組が勝利を掴みました。

 

モロニ―選手、唖然。

怒れる、石森選手。

ブチギレる、ゲイブ選手。

 

かなりのブチギレだったので、この遺恨はまだまだ続きそうな予感。

というか「裏切りの名手」としてすっかり定着してしまったSANADA選手。

 

次にSANADA選手が裏切るのはいつなのか。

 

モロニ―選手の頭は大丈夫か。

(大丈夫だとしたら頭、石でできている説)

 

まだまだ続くであろう両ユニットの遺恨試合。

今後の展開から目が離せませんね。

 

第5試合

60分1本勝負

NEVER無差別級選手権試合

KONOSUKE TAKESHITA VS 大岩陵平

勝者:KONOSUKE TAKESHITA選手

決め技:レイジングファイヤー → 片エビ固め(12分54秒)

 

第47代、現NEVER無差別級王者のKOUNOSUKE TAKESHITA選手の5度目の防衛戦です。

挑戦者は、大岩陵平選手。

 

入場は大岩選手から。

大岩選手が所属しているユニットはTMDK。

TMDKのイメージカラーはオレンジ色なので、ペンライトはオレンジ色の発色。

オレンジ色の発色が多かった印象です。

コスチュームは白でした。

おそらく新しいコスチュームですね。

そんなことより、太ももが太い。

どんなトレーニングしてるんだと思うくらい太かったです。

 

TAKESHITA選手の入場はシンプル。

実にシンプルでした。

AEWから誰かと一緒に来ているわけではないので、セコンドもついていない。

孤高のレスラーという印象を受けました。

試合は、グラウンドの攻防からスタート。

ロープ際の攻防もクリーンブレイクです。

 

両選手とも、俊敏だが的確にクリーンヒットを与えるパワー技の応酬。

その一撃一撃が重く、痛いことは遠く離れた観客席からでも一目瞭然。

 

5分経過するが、いまだグラウンドの攻防。

逃げも隠れもしない。

これぞ「プロレス」という戦い。

 

時折、大岩選手への歓声が聞こえてくる。

その歓声を技で、いとも簡単に黙らせるTAKESHITA選手。

 

即座にやり返す大岩選手。

試合展開はやはりパワー技の応酬。

 

TAKESHITA選手の垂直落下式ブレーンバスターが炸裂。

シンプルな技だが痛いのが不思議と伝わってくる。すかさずカバーするTAKESHITA選手。

カウント1で返す、大岩選手。

 

どちらも負けん気が強く、見ていて体が熱くなる。

そんな試合展開です。

 

終盤にきてのエルボー合戦。

ここで、大岩選手が必殺のローリングエルボー。

対するTAKESHITA選手は連続のエルボー。

 

一瞬のスキを見逃さないTAKESHITA選手が、レイジングファイヤーに繋げそのまま3カウントで勝利を掴みました。

 

TAKESHITA選手、5度目のNEVER王座防衛です。

 

大岩選手が時折、使用する関節技。

TMDKのリーダーである、ザック選手のもと関節技に磨きをかけて技のバリエーションを増やしてるのかな。

技の強度を上げているのかな。

と、所属しているユニットの良い影響を感じました。

大岩選手からは「向上心」を感じました。

 

着実にレベルアップしていく大岩選手。

今回魅せてくれた「向上心」。

次回はどんな試合展開を魅せてくれるのでしょうか。

レジェンドを彷彿とさせてくれるような「ローリングエルボー」に更なる磨きをかけるのか。

所属するユニットから良い刺激を受けて、ステップアップする展開しか見えない。

良いユニットに入ったなと改めて思いました。

 

しかしそんな向上心や観客の声援を「技」でねじ伏せるこのができるTAKESHITA選手。

見ていて感じることは、単純に「強い」。

この一言です。

まだまだ余力を残しての勝利のように感じました。

加えて、引き出しの多さも感じました。

相手の出方次第で自分の技や試合展開も操ることができるような選手。

3団体に所属している意味が分かったような気がします。

 

NEVER王座を防衛したTAKESHITA選手。

今後は誰がこのベルトに挑戦するのか。はたまたTAKESHITA選手が次期挑戦者に誰を指名するのか。

 

この試合では見せなかった引き出しは、あとどのくらい残っているのか。

TAKESHITA選手の今後の試合に要注目です!!

 

まとめ

第3試合~第5試合の試合結果を紹介しました。

自分の意思をしっかりと示した選手、場外大乱闘の試合展開、その強さを存分に発揮した選手。

どの選手、どの試合も印象に残りました。

 

個人的には海野選手が発した「棚橋さん。俺の選択肢はたった一つだ。新日本プロレスこそ、本隊こそが聖域だ!!」が印象的でした。

 

ヒール転向しなくて本当に良かった。

 

ちょっと気になったが、以前まで使用していた必殺技「デスライダー」はもう使わないのかな。

それともいつか訪れであろうモクスリーとの師弟対決まで封印とか?

まぁその時が来たらまた書きますか。

 

あと、TAKESHITA選手。

とにかく「強い」。

屈強で怪力。

 

新日本プロレスにも所属になってくれたおかげで、また国内で見られるチャンスがある。

一度は見ておいて損はないと思います。

 

その際はぜひ皆さんも会場でご覧あれ!!

 

以上、第3試合〜第5試合の試合結果を紹介させていただきました。

以降の試合結果は別途公開しますのでお楽しみに〜。