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感動と興奮:新日本プロレスSAKURA GENESIS 2025試合結果(第6試合〜第8試合)

睨みあうプロレスラー

皆さんいかがお過ごしですか。

こんにちは、JJです。

私事ではありますが今週、お花見をしました。

桜はまだまだ満開でした。

時折、風とともに桜の花びらが宙に舞う景色を眺めながらのお花見でした。

後日から天気が悪くなり、だんだんと散っていく桜。

今では、桜色ではなく緑の色が多くなっていると感じます。

来年もまたきれいな景色を魅せてもらいたいです。

 

さて、今回は「新日本プロレスのSAKURA GENESIS 2025試合結果」についてです。

ということで、今回は以下の大会結果について紹介をしていきたいと思います。

 

団体名:新日本プロレスリング

大会名:SAKURA GENESIS 2025(餓狼伝説 City of the Wolves presents)

開催日:2025年4月5日(土)

開催場所:東京・両国国技館

紹介する試合:第6試合〜第8試合

※第0試合~第2試合に関しては以下のリンクから読んでくださいねー。

 

jjs-now.com

 

 

※第3試合~第5試合に関しては以下のリンクから読んでくださいねー。

 

jjs-now.com

 

それでは今回の目次です。

 

新日本プロレスリングとは

新日本プロレスリングとは、「元気ですかー!!」でおなじみのアントニオ猪木氏が設立されたプロレス団体です。

 

1972年に設立し、3月6日に大田区体育館で旗揚げ戦を開催しました。

 

現存する日本のプロレス団体において最も古い団体です。

 

新日本プロレスリングの詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

公式サイトに移行します。

 

https://www.njpw.co.jp/

 

SAKURA GENESISとは

新日本プロレスリングは年間を通して以下4つのビッグイベントがあります。

  1. 春のNJC(New Japan Cup)
  2. 夏のG1
  3. 秋の両国
  4. 年始のイッテンヨン

上記の「春のNJC(New Japan Cup)」で優勝した選手には、希望するベルトに挑戦できる権利が与えられます。

 

その権利を行使して試合を行う日が「SAKURA GENESIS」なのです。

 

「SAKURA GENESIS 2025」の場合は「春のNJC(New Japan Cup)」の決勝戦で海野選手と戦い、勝利したデビットフィンレー選手がNJCの優勝者となりました。

 

そのため、SAKURA GENESIS 2025では、IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(2025年3月31日現在)に挑戦することとなりました。

 

SAKURA GENESIS 2025の詳細を知りたい方は以下のサイトをクリックしてください。

 

公式サイトに移行します。

 

https://www.njpw.co.jp/series/sg2025

 

両国国技館とは

 

両国国技館(正式名称は国技館)は公益財団法人日本相撲協会が管理運営する大相撲の興行のための施設です。JR総武線両国駅西口から徒歩2分で両国国技館に着きます。

 

1985年1月から現在の両国国技館(2代目)となりました。

 

国技館の歴史はまた改めて紹介するとして。。。

 

基本的には大相撲の会場として利用されていますが、今回のようにプロレスの試合等、各種様々なイベント会場として利用されています。

 

両国駅のホームから撮影した両国国技館の写真です。

 

試合結果紹介

 

ではここからは試合結果の紹介をさせて頂きます!!

その前に各試合の遺恨などは以下に記載してますので併せてチェックしてみてください。

 

jjs-now.com

 

 

第6試合

60分1本勝負

IWGPタッグ選手権試合

高橋ヒロム 内藤哲也 VS カラム・ニューマン ジェフ・コブ

勝者:挑戦者組(カラム・ニューマン選手、ジェフ・コブ選手)

決め技:変型のブラディサンデー → 片エビ固め(10分45秒)

第107代、現IWGPタッグ王者の高橋ヒロム選手、内藤哲也選手の初防衛戦です。

挑戦者は、カラム・ニューマン選手、ジェフ・コブ選手。

 

入場は挑戦者組(カラム・ニューマン選手、ジェフ・コブ選手)から。

ニューマン選手が颯爽と入場。

コブ選手は体がデカイ。

デカイが俊敏に動けるのは驚き。

UNITED EMPIREのユニット動画が流れていたが、そこにはまだオスプレイ選手がいた。

この動画もうそろそろ変えてもいいんじゃないか?

 

聞きなれた入場曲とともに王者組の入場。

入場はヒロム選手から。

途中で入場曲が転調し、内藤選手の入場曲に変わる。

変わった途端、会場から「内藤コール」が響く。

赤色のペンライトを振りかざし「内藤、内藤」とコールするファンの方々。

内藤選手の人気は健在で、声援が頭一つ抜けていると感じる。

 

試合開始のゴング。

最初はニューマン選手対ヒロム選手。

【撮影者:JJ】王者組 対 挑戦者組



ここで初めて気が付く。

ニューマン選手がめちゃくちゃ俊敏。

カラム・ニューマン、速えー。

 

お互いにロープワークで相手の様子を伺う。

そのロープがしなる、しなる。

衝突したら大けがしちゃうんじゃないかと思うくらい。

 

ただ、そこはプロレスラー。

当たってもしっかりと受身が取れるから、ケガしにくいんです。

ヒロム選手、頑丈。

 

ここで王者組の連携攻撃によるタッグ戦ならではの見どころ到来。

王者組が仲良く手を繋ぎ繰り出す技「テンデデロ」。

ニューマン選手に炸裂してました。

 

お次はタッチを受けた、コブ選手がリングイン

何か起きそうな怪物感が漂ってくる。そのくらいデカイ。

 

まずはヒロム選手にその場飛びのムーンサルト

 

ヒロム選手が反撃のフライングボディアタック

だがこれを捕獲するコブ選手。

 

やはりそのパワー、規格外。

 

だがこれはタッグ戦、シングルではなく連携技、戦う対手、信頼なども勝敗を分ける一因になる。

 

規格外のパワーを持つコブ選手であっても、ヒロム選手と内藤選手の2人で攻撃することで徐々に挑戦者組を追い込んでいく。

さすが王者組といった試合展開。

 

ここで内藤選手のコリエンド式デスティーノが炸裂。

するかと思いましたが

規格外のパワーを持つコブ選手がこれをこらえて、大技は失敗に終わりました。

 

コリエンド式デスティーノ。

コリエンド」ってスペイン語で「走る」って意味があるんです。

走り込んできた内藤選手を受け止めたんです。

まさに規格外でした。

 

ここから両者組が入り乱れる展開。

 

今度は王者組による連携攻撃によりニューマン選手が集中攻撃を受けます。

ニューマン選手にデスティーノを繰り出す内藤選手。

 

コブ選手を排除するためにヒロム選手のジョンウーが炸裂。

ここからニューマン選手に標準を合わせ一気に攻撃を仕掛ける王者組。

 

内藤選手がデスティーノを仕掛けるが、ニューマン選手がこらえます。

屈強な足腰。

すごいなと思っていたが、すかさずヒロム選手がアシストしてデスティーノ炸裂。

連携がしっかりしていてお互いを補完している良いタッグチームだなと見ていて思いました。

 

ここでコブ選手の反撃。

俊敏、怪力、体力アリ。

挑戦者組は連携技を多用していないものの個々が強靭であるため、強い。

 

コブ選手の復活により、ヒロム選手を徹底的に攻撃。

規格外怪力のパワーボムからの、ツアー・オブ・ジ・アイランドが炸裂する。

これを受けたヒロム選手は完全に排除。

 

内容選手と挑戦者組の構図になるリング上。

こうなってしまうと太刀打ちができない。

 

コブ選手の「ツアー・オブ・ジ・アイランド」からのニューマン選手の「ジャンピングニー」を受けてしまう内藤選手。

極めつけは、ニューマン選手の「変型ブラディサンデー」が炸裂し「片エビ固め」で内藤選手から3カウント。

挑戦者組が勝利を掴みました。

 

新王者の誕生です!!

【撮影者:JJ】新王者誕生



勝ち名乗りを受けた後、UNITED EMPIRE組がリング上に集結。

UNITED EMPIRE組は今大会で新たに2つのタイトルのベルトを保持することになりましたね。

オスプレイ選手が去った後はユニット解散になっちゃうかなと思いましたが、そんな不安はどこ吹く風。

 

新王者組は、タッグチームとしてさらに連携技を多用することで、より一段と強くなる可能性を感じました。

 

さあ、次の挑戦者はどこの団体の誰なのか。

防衛ロードはどこまで続くのか。

今回惜しくも敗れてしまった前王者組の再戦はあるのか。

 

新王者組の躍進が今始まる!!

 

第7試合

60分1本勝負

IWGP GLOBALヘビー級選手権試合

辻陽太 VS ”キング・オブ・ダークネス”EVIL

勝者:辻陽太選手

決め技:ジーンブラスター → 片エビ固め(21分24秒)

 

第4代、現IWGP GLOBALヘビー級王者の辻陽太選手の3度目の防衛戦です。

挑戦者は、”キング・オブ・ダークネス”EVIL選手。

 

入場はEVIL選手から。

ディック東郷を同伴させての入場です。

 

辻選手の入場。

こちらは単身での入場です。

赤のコスチュームが良く似合っている。

 

辻選手が入場して早々、EVIL選手のヒールが炸裂。

試合開始のゴングが鳴る前から攻撃を仕掛けます。

 

辻選手、リング上でやられているが何か違和感。

「顔」を一切見せようとしないんです。

やられても、やられてもその顔が見えない。

絶妙に見えない。

そして全然やり返さない。

 

そこへ、本物の辻陽太選手が登場。

本物は白コスチュームでした。

【撮影者:JJ】本物の辻陽太選手登場



赤コスチュームは双子のお兄ちゃんの方でした。

一瞬、2人が並びましたが全然体の大きさが違いました。

本物はデカイ。

 

お兄ちゃんの方は、ディック東郷選手に連れられて場外へと消えていきました。

戻ってきたのはディック東郷選手だけ。。。

 

無事に試合は開始されるものの、EVIL選手の徹底した足攻めを受ける辻選手。

同伴のディック東郷選手も要所で辻選手の足に強烈なダメージを与える。

これだけでは飽き足らず永田選手の技「ナガタロック」を辻選手の足にくらわす。

しかも永田選手の決めポーズの敬礼付きで。

 

これには自然に観客からブーイングが起こります。

 

辻選手の防戦が続きますが、ここから反撃とばかりにエルボーで攻撃をしますが足に力が入らない。

足攻撃の徹底ぶりはロープワークもままならないくらい辻選手にダメージを与えています。

 

しかしここはプロレスラー。

何度でも何度でも立ち上がって相手に立ち向かっていく。

EVIL選手にエルボーで攻撃を仕掛け、場外に移動。

ここで辻選手が渾身のトペ・スイシーダ

 

すかさずEVIL選手をリング上に戻し、自身も戻ろうとしたその時

ディック東郷が辻選手の足を引っ張るんです。

ヒール炸裂です。

 

だがそんなことでは負けない辻選手。

リング上に戻り反撃開始です。

 

ここからはリング上での攻防。

一瞬のスキを突くのがうまい印象を受けたのはEVIL選手。

相手の技を受けきってそれでも戦い抜く辻選手。

 

バックブリーカーからのフェイスクラッシャーからのカーブ・ストンプ

辻選手の連続技が炸裂。

ここがチャンスと見るや、そのままマーロウクラッシュの体勢に入るが

 

なんとここで再びの「お兄ちゃん登場」

今度は金丸選手と同伴です。

 

一瞬動きが止まる辻選手。

ディック東郷選手に攻撃されてしまいます。しかもその流れでレフェリーに被弾してしまい場外へ。。。

 

つまりリング上は「無法地帯」です。

ヒールユニットの独壇場です。

 

リング上でH.O.T組による無法殺法が行われているその時

「鷹木選手」が登場します。

※ちなみにお兄ちゃんもしっかりと攻撃を受けていました。

 

鷹木選手の介入もあり、辻選手有利な試合展開になるかと思われましたが、そこはヒールユニット。

あの手この手を使って攻撃を仕掛ける。

 

この「あの手この手」の中の「パウダー攻撃」、「ウイスキーミスト攻撃」がEVIL選手に誤爆してしまいます。

顔面パウダーまみれに加えてウイスキーを浴びてしまったEVIL選手。

 

ここぞとばかりに辻選手が、串刺しジャンピングニー、マーロウクラッシュ、ジーンブラスターの3点セットを炸裂させ「片エビ固め」でEVIL選手から3カウント。

辻選手が勝利を掴みました。

【撮影者:JJ】辻選手防衛成功



相手の技を受けて、受けて、全て受けきって。その極限状態から自分の大技を出して勝つ。

という辻選手のファイトスタイル。

 

イイ。

そして滾ってきたときに魅せる「白い歯」。

相手のファイトスタイルにとことんまで付き合うその姿勢。

 

新世代の中での頭一つ抜けているかなと感じた一戦でした。

 

試合後のマイクでは、リング上に復帰したばかりの上村選手を呼び寄せます。

辻選手から次期挑戦者として指名された上村選手。

 

「今の辻と戦いたい。」

というシンプルな返答。

実に分かりやすい返答で、ごちゃごちゃ言うよりシンプルで良いマイクだったと思います。

 

電撃的に「新世代同士のベルトを賭けた戦い」が決定です。

 

新世代同士の戦いが見られます。

シンプルにどちらが勝つのか。

 

次期選手権試合、見逃せません。

 

第8試合

60分1本勝負

IWGP世界ヘビー級選手権試合

後藤洋央紀 VS デビッド・フィンレー

勝者:後藤洋央紀選手

決め技:GTR改 → 片エビ固め(24分21秒)

第12代、現IWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀選手の3度目の防衛戦です。

挑戦者は、デビッド・フィンレー選手。

 

入場はフィンレー選手から。

WAR DOGSに所属している選手が入場する際の入場曲がかかりフィンレー選手が外道選手とともに入場する。

フィンレー選手の片手にはNJC優勝者のトロフィーが握られている。

 

後藤選手の入場。

今までの挑戦の歴史が映像として流れる。

9度目にして団体最高峰のベルトを戴冠することになったが、過去8回分の歴史がモノクロで流れる。

 

そして9度目の初戴冠の映像のみがカラー映像として液晶に流れる。

シンプルで分かりやすい演出が逆に良かった。

YOSHI-HASHI選手とともに入場。

 

入場時の声援が一番多かったのは後藤選手だ。

【撮影者:JJ】メインイベント試合開始のゴング



試合開始のゴングが鳴る。

後藤選手に向けられた圧倒的な声援の多さ。

 

グラウンドから始まるわけだが、今日初めてのダーティーブレーク。

さすがヒールレスラー、フィンレー選手。

 

5分経過したとのアナウンスが入る。

あっという間の5分だった。

 

試合展開は、ロープを使用しながらのグラウンドの攻防。

しっとりとしたクラシカルな攻防だった。

 

場外に出たフィンレー選手は、おもむろに机を取り出す。

しかも2つ。

 

どう使うか、そして使うタイミングが重要である。

 

早速、場外の攻防が始まる。

フィンレー選手が後藤選手にパワーボムを仕掛けようとしたその時

 

後藤選手がリバースのフランケンシュタイナーで切り返す。

この技、後藤選手が使用しているのを初めて見たかも。

フランケンで切り返されたフィンレー選手の頭が鉄柱に衝突する。

 

ここで10分が経過する。

 

戦いの場はリング上に移る。

リング上ではエルボー合戦が繰り広げられている。

まだまだ後藤選手の声援の方が圧倒的に多い。

 

このあたりから試合展開が少し変わる。

両選手とも大技を多用するようになる。

大技を使用するが、しっかりとヒールらしさは失わず反則殺法を要所に入れてくる。

 

エプロンサイドでの攻防。

おそらくこの攻防に負けた方がテーブルの餌食になる。

 

後藤選手がピンチになる。

フィンレー選手の怪力でパワーボムの体勢に移行する瞬間

後藤選手の足先がロープにかかる。

 

形勢逆転し後藤選手がフィンレー選手を持ち上げる。

なんとそこから「牛殺し」の要領でそのままテーブルの餌食に。

 

なんとも痛々しい。

 

テーブルの餌食になるフィンレー選手。

技を使用した後の反動で動けなくなる後藤選手。

 

両者ともに場外で動けなくなる。

カウントが始まるものの、カウント15でリングに戻る。

外道さんの応援スタイル(エプロンサイドを叩きまくる)は健在。

 

ここで後藤選手の「変型の牛殺し」が炸裂。

まともに受けたはずなのにすかさずパワーボムを繰り出すフィンレー選手。

 

後藤選手の昇天・改!!

 

ここでカウント2.9!!

 

しかし決まらず。

 

続けてGTR2連発が炸裂!!

最後にGTR改を繰り出し、片エビ固めで3カウント。

 

後藤選手が勝利を掴みました。

【撮影者:JJ】後藤選手の勝利



どちらもパワー技を多用する選手なので、パワー対パワーの応酬。

とても見ごたえがありました。

フィンレー選手、めっちゃ「タフ」で強いという印象を受けました。

 

後藤選手の試合後のマイク、良かったです。

これはおとぎ話ではない。現実だ!!」と。

8回失敗して、9回目で戴冠した後藤選手にだから言えた言葉だと思います。

 

そしてこの場で次期挑戦者を逆指名します。

 

次期挑戦者は海野翔太選手

 

棚橋選手から「つながれた思い」を後藤選手にぶつけてほしい。

ただただ、そう思うだけです。

 

今後もさらに激化するIWGP世界ヘビー級王座戦線。

後藤選手は防衛することができるのか。

海野選手が初戴冠となるのか。

 

次の決戦場所はシカゴ。

 

遠く離れたその地で、団体最高峰のベルトを巻くのはどっちだ!!

 

まとめ

第6試合~第8試合の試合結果を紹介しました。

 

後半の試合になるにしたがって、興奮度が増す試合ばかりでした。

逃げも隠れもしないプロレス。

相手の技を受けて、受けて、受けまくって、それでも相手に立ち向かっていく。

それがプロレス。

 

自然と応援する側にも力が入ります。

 

今の新日本プロレスにできる最高峰の試合ばかりだったと思います。

 

個人的に、後藤選手の防衛は嬉しかった。

苦労して掴んだそのベルト。

ご家族の前で更なる活躍を期待したいです。

 

以上、第6試合〜第8試合の試合結果を紹介させていただきました。

 

それではまた次回、お会いしましょう~。